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J-GLOBAL ID:201402296714891632   整理番号:14A0846158

遺伝子組換え生物の産業利用における安全性確保総合研究 第1章 生物多様性影響評価に必要な科学的知見の集積 1 生物多様性影響評価のための手法開発(10)環境修復用遺伝子組換えカボチャ,キュウリの生物多様性影響評価に必要な知見蓄積

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資料名:
号: 517  ページ: 107-110  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,遺伝子組換え植物の生物多様性への影響のうち,近縁種との交雑による影響に焦点を当て,カボチャ及びキュウリと本邦に自生する近縁種との交雑可能性を文献調査や交雑実験により検証した。植生に関する文献調査の結果,本邦には9属19種の植物が自生し,その中にはキュウリ属のメロン(史前帰化植物)とニシインドコキュウリ(帰化植物)が含まれていたが,カボチャ属の種は含まれていなかった。カボチャ及びキュウリについてはこれまで属間雑種の報告は無く,また,過去にキュウリと他のキュウリ属植物との雑種作出が試みられていたが,成功例はCucumis hystrixとの組み合わせで胚救出を行った場合のみであった。また,雑草メロンにキュウリ花粉を人工授粉すると果実が肥大し,粃種子が得られる現象は,雑草メロンのもつ単為結果性によるものと考えられた。以上の結果から,カボチャ及びキュウリと交雑する近縁野生種は本邦に自生しておらず,遺伝子組換えカボチャ及びキュウリに関して,交雑性に起因する生物多様性影響が生じる恐れはないと考えられる。(著者抄録)
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分類 (3件):
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野菜  ,  生殖  ,  植物生態学 
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