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J-GLOBAL ID：201402297417153238   整理番号：14A0446743

Ni基超合金USC141の700°C級A-USCホイラーチューブへの応用

Application of Ni Based Superalloy USC141 for Boiler Tubes of 700°C-Class A-USC Power Plants

著者 (5件)： 青木宙也 (日立金属 高級金属カンパニー) ,  上原利弘 (日立金属 高級金属カンパニー) ,  鴨志田宏紀 (日立金属 高級金属カンパニー) ,  今野晋也 (三菱日立パワーシステムズ) ,  佐藤恭 (バブコック日立)
資料名： 日立金属技報  (Hitachi Metals Technical Review)
巻： 30  ページ： 8-13  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： Y0878A  ISSN： 0916-0930  CODEN： HIKGE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 700°C級A-USC(Advanced-Ultra-Super-Critical:先進超々臨界圧)発電プラントのボイラーチューブへの使用を目的として,Ni基超合金USC141の固溶化処理材におけるクリープ破断特性とクリープ中の組織変化について調査した。固溶化処理材の700°C,100,000時間におけるクリープ破断強度は,時効処理材と同様,約180MPaと予測した。これはクリープ中に析出強化が作用するためである。この推定クリープ破断強度は,A-USCの100,000時間における目標強度100MPaを満足している。この結果より,USC141のチューブを試作し,現在,ボイラーチューブとしての認定取得評価を進めている。(著者抄録)

シソーラス用語： *火力発電 ,  超臨界圧 ,  超合金 ,  *ニッケル合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  チタン含有合金 ,  ボイラ管 ,  *金属組織 ,  時効処理 ,  *機械的性質 ,  クリープ強さ ,  高温クリープ ,  破断強さ ,  析出硬化 ,  温度依存性 ,  電子顕微鏡観察 ,  電子プローブX線分析 ,  γプライム相 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  粒界析出
準シソーラス用語： 石炭火力発電 ,  超超臨界圧 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  金属組織変化 ,  クリープ破断強さ ,  応力依存性 ,  FE-SEM ,  走査電子顕微鏡法 ,  EPMA【表面分析】 ,  透過型電子顕微鏡法

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (6件)：

• 福田雅文:特殊鋼60巻(2011),6号,p8.
• 大野丈博,上原利弘,都地昭宏,桂木進,今野晋也,土井裕之:CAMP-ISIJ,vol.21(2008),p1026.
• 梶川耕司,佐藤健史,山田人久:鉄と鋼,vol.95(2009),No.8,p21.
• 鴨志田宏紀,佐藤順,今野晋也,土井裕之:耐熱金属材料123委員会研究報告vol.50(2009),No.3,p305.
• C.T.Sims,N,S,Stoloff,W.C.Hagel:SUPERALLOYS II,p222.

タイトルに関連する用語 (2件)： Ni基超合金 ,  応用