特許
J-GLOBAL ID:201403001964066037
バイナリー発電システム
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-237354
公開番号(公開出願番号):特開2014-084857
出願日: 2012年10月28日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】既存の源泉湯や地熱蒸気の熱、または掘削深度が浅い既存温泉井戸の地熱でも 利用可能で、スケール付着や温泉枯渇のリスクを大幅に軽減するとともに、低沸点媒体の冷却に要するコストと消費電力を低減し、高効率かつ低コストの地熱発電を可能とする、バイナリー発電システムを提供する。【解決手段】バイナリー発電システムにおいて、熱源流体が地熱流体または地熱との熱交換により 吸熱し、蒸発器で放熱して再び地熱流体または地熱との熱交換のために還流する閉ループ循環流路を構成するとともに、低沸点媒体を冷却する冷却流体についても、地中に放熱冷却を行う閉ループ流路を構成するか、蒸発器を通過した後の熱源流体を駆動熱源とする冷凍機と熱交換器を備え、凝縮器における低沸点媒体の凝縮液化を最適化できるよう、冷却流体の温度を制御して凝縮器への冷却流体供給を行う閉ループ流路を構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱源流体と蒸発器内で熱交換させて得られる低沸点媒体の蒸気を蒸気タービンに導いて発電機を駆動した後、タービン通過後の低沸点媒体を冷却流体と凝縮器内で熱交換させて凝縮させ、循環ポンプにより前記蒸発器に再循環させるバイナリー発電システムのうち、
前記熱源流体を、地熱流体または地熱から吸熱させて温度上昇させた後に、前記蒸発器に供給して低沸点媒体を蒸発させた後、熱源流体循環ポンプによって、再び地熱流体または地熱から吸熱させる、循環閉ループ流路を構成していることを特徴とする、バイナリー発電システム。
IPC (1件):
FI (2件):
F03G4/00 501
, F03G4/00 551
引用特許:
審査官引用 (15件)
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内蔵型地下地熱発電機
公報種別:公表公報
出願番号:特願2011-524033
出願人:レイキックニコラ
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特開昭57-091385
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特開平3-111606
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