特許
J-GLOBAL ID:201403005943701137

排気循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-056478
公開番号(公開出願番号):特開2014-181607
出願日: 2013年03月19日
公開日(公表日): 2014年09月29日
要約:
【課題】 従来のEGRシステムは、EGRクーラの圧力損失によりEGRクーラの下流側の圧力は平均的に低く、チェックバルブが開弁する機会が少なく、EGRクーラよりも下流側の凝縮水の排出は効率が悪いという課題があった。【解決手段】 EGRシステムは、エンジン運転中、EGRシステムの作動が停止している時(EGR非作動時)に、バイパス切替バルブ6の切替位置がバイパスオープンモードに設定する。このバイパスオープンモード時には、EGRクーラ4よりも上流側の部位とEGRクーラ4よりも下流側の部位とがバイパス通路15を介して連通する。これによって、EGRクーラ4よりも上流側の圧力と下流側の圧力との圧力差が小さくなるので、EGRクーラ4内に侵入するEGRガスの量を低減できる。したがって、EGRクーラ4内における凝縮水の発生を抑制でき、EGRクーラ4の腐食を防止できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)内燃機関の排気通路(11)から吸気通路(12)へ排気の一部を還流させる排気還流通路(13)と、 (b)この排気還流通路(13)の開度を調整するEGRバルブ(5)と、 (c)このEGRバルブ(5)よりも排気通路(11)側に設置されるEGRクーラ(4)を有する排気冷却通路(14)と、 (d)前記排気還流通路(13)に流入した排気を前記排気冷却通路(14)の上流側で分岐させて、前記EGRクーラ(4)を迂回させて前記排気冷却通路(14)の下流側へ導くバイパス通路(15)と、 (e)前記排気冷却通路(14)と前記バイパス通路(15)との合流部または前記バイパス通路(15)に設置されて、 前記排気冷却通路(14)および前記バイパス通路(15)を共に開くバイパスオープンモード、 前記排気冷却通路(14)を開き、且つ前記バイパス通路(15)を閉じるバイパスクローズモード、 および前記排気冷却通路(14)を閉じ、且つ前記バイパス通路(15)を開くクーラクローズモード のうちのいずれかに切り替えるバイパス切替バルブ(6)と を備え、 前記バイパス切替バルブ(6)は、前記EGRバルブ(5)の全閉状態の時に、前記バイパスオープンモードに設定されることを特徴とする排気循環装置。
IPC (1件):
F02M 25/07
FI (3件):
F02M25/07 580E ,  F02M25/07 550L ,  F02M25/07 580A
Fターム (4件):
3G062ED08 ,  3G062ED10 ,  3G062GA10 ,  3G062GA21
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関の排気還流制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-089669   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • EGR装置の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-014117   出願人:日産自動車株式会社
  • 排気循環装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-027132   出願人:トヨタ自動車株式会社

前のページに戻る