特許
J-GLOBAL ID:201403006581819017

ブレーキ液圧制御用のアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-022256
公開番号(公開出願番号):特開2014-151742
出願日: 2013年02月07日
公開日(公表日): 2014年08月25日
要約:
【課題】M/CとW/Cとの間に備えられる差圧制御弁の更なる小型化を図る。【解決手段】M/C3から調圧リザーバ40に至る管路Dを構成するための連通通路120内にチェック弁20を備えるようにしている。そして、チェック弁20の中空部によって管路Dの一部を構成すると共に、チェック弁20の外周部に管路A2の一部となる通路A2cを構成している。これにより、差圧制御弁21に連通通路やチェック弁を備えなくて済むため、差圧制御弁21の更なる小型化を図ることが可能となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
マスタシリンダ(3)と複数のホイールシリンダ(5、6)との間に配設される液圧回路を構成するブレーキアクチュエータ(4)であって、 ハウジング(100)と、 前記マスタシリンダと前記複数のホイールシリンダとを接続する主管路(A)に設けられ、前記主管路を前記マスタシリンダ側の第1管路(A1)と前記複数のホイールシリンダ側の第2管路(A2)とに分けると共に、前記第1管路と前記第2管路との間の差圧を制御する差圧制御弁(21)と、 前記差圧制御弁よりも前記複数のホイールシリンダ側において、前記複数のホイールシリンダのそれぞれに対応して分岐された前記主管路のそれぞれに備えられた増圧制御弁(30、31)と、 前記第2管路のうち前記増圧制御弁よりも前記ホイールシリンダ側に接続された減圧管路(B)を介して、前記第2管路からのブレーキ液が排出されるリザーバ(40)と、 前記減圧管路に備えられた減圧制御弁(32、33)と、 前記リザーバと前記第2管路とを接続してブレーキ液供給を行う供給管路(C)に備えられ、前記リザーバに貯留されたブレーキ液を吸入し、前記第2管路に吐出するポンプ(10)と、 前記第1管路と前記リザーバとを接続して前記第1管路側から前記リザーバに対して前記ポンプに吸入されるブレーキ液を供給する吸入系管路(D)と、 前記ハウジング内に形成された、前記リザーバと前記第1管路とを接続する連通通路(120)に備えられ、中空部を有する筒状部材で構成されると共に該筒状部材の側面に前記中空部内と外周側とを連通させる開口部(20ac)が形成されたパイプ部材(20a)と、前記パイプ部材の外周に配置されると共に前記開口部の開閉を行う弁体(20b)と、を有して構成され、前記弁体にて前記開口部が閉じられた状態では、前記パイプ部材の中空部内と外周側との液密が保持され、前記パイプ部材内が前記第1管路と前記リザーバとを接続する前記吸入系管路を構成すると共に前記パイプ部材の外周において前記連通通路の隙間により構成される空間にて前記第2管路の一部を構成する第1通路(A2c)を構成し、前記第2管路内よりも前記第1管路内のブレーキ液圧が高くなると前記開口部が開けられ、該開口部が開けられた状態では、前記開口部を通じて前記パイプ部材の中空部内と外周側とを連通させ、前記第1管路から前記パイプ部材および前記開口部を通じて前記第2管路へのブレーキ液の流動を許容するチェック弁(20)と、を備えていることを特徴とするブレーキ液圧制御用のアクチュエータ。
IPC (1件):
B60T 8/36
FI (1件):
B60T8/36
Fターム (12件):
3D246BA02 ,  3D246DA01 ,  3D246GA17 ,  3D246LA33Z ,  3D246LA36A ,  3D246LA36B ,  3D246LA40B ,  3D246LA43B ,  3D246LA59A ,  3D246LA59B ,  3D246LA65Z ,  3D246LA67Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る