特許
J-GLOBAL ID:201403007261644398

ロータリジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高松 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-163654
公開番号(公開出願番号):特開2014-025482
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】固定軸部と嵌合孔との摺動隙間内に異物が侵入して堆積固化することに起因する不具合を簡便な構成で有効に防止することができるロータリジョイントを提供することを目的とする。【解決手段】ハウジング部材7に設けられた嵌合孔7aに固定軸部8aが嵌合する摺動隙間G1に、この摺動隙間G1を固定軸部8aの軸方向の移動を許容しながら下流側方向への流体の流動のみを選択的にシールする隙間シール部としてのリップシール12を設け、固定流路8fの端部の上流側に設けられこの固定流路8fの流路内径d1よりも小さい流路径d2の絞り孔18cで設けられた絞り部18を備える。これにより、絞り部18を流体が下流へ流動することにより生じた差圧によって摺動隙間G1内の流体を固定流路8fに流動させて、異物20とともに固定流路8fに排出する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
軸方向の回転流路が設けられ回転軸に装着される回転部および軸方向の固定流路が設けられた固定部を同軸配置して成り、流体供給源から供給される流体を軸心廻りに回転する前記回転部の回転流路へ前記固定流路を介して送給するロータリジョイントであって、 前記回転部に設けられ側端面に前記回転流路が開口した第1のシール面を有する回転シール部と、 前記固定流路が前記軸方向に貫通して形成され保持部材に設けられた嵌合孔に所定の摺動隙間を保って前記軸方向の移動が許容された状態で嵌合する固定軸部を有し、一方側の側端面に前記固定流路が開口した第2のシール面を有する固定シール部と、 前記摺動隙間に設けられこの摺動隙間を前記軸方向の移動を許容しながら下流側方向への流体の流動のみを選択的にシールする隙間シール部と、 前記固定流路の端部の上流側に設けられ、この固定流路の上流側の軸端部の流路内径よりも小さい流路径で設けられた絞り部とを備え、 前記流体供給源から前記嵌合孔内へ前記流体を供給して前記固定軸部を流体力によって下流側へ押圧することにより、前記第1のシール面と第2のシール面とを相互に密着させて面シール部を形成し、 前記絞り部を流体が下流へ流動することにより生じた差圧によって前記摺動隙間内の流体を固定流路に流動させることを特徴とするロータリジョイント。
IPC (2件):
F16L 27/08 ,  B23Q 11/10
FI (2件):
F16L27/08 Z ,  B23Q11/10 E
Fターム (10件):
3C011EE09 ,  3H104JA05 ,  3H104JB02 ,  3H104JC08 ,  3H104JC10 ,  3H104JD09 ,  3H104LF05 ,  3H104LF08 ,  3H104LG03 ,  3H104LG30
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る