特許
J-GLOBAL ID:201403014029622457

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-156831
公開番号(公開出願番号):特開2014-018239
出願日: 2012年07月12日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】傾斜磁場コイル用の密閉容器を用いずに、汎用的なシール部材を用いて傾斜磁場コイルの静音化を実現することができる磁気共鳴イメージング装置を提供すること。【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置において、シール部材は、静磁場磁石の内周面端部と傾斜磁場コイルの外周面端部との間及び傾斜磁場コイルの内周面端部とボアチューブの外周面端部との間に挿入され、それぞれの間に密閉空間を形成する。また、シール部材は、3つの弾性部材を有する。第1の弾性部材は、密閉空間側の端部に向かって厚くなり、密閉空間側に向かって作用する外力に対して軸方向の位置が固定される。第2の弾性部材は、密閉空間側の端部に向かって薄くなり、密閉空間側に向かって作用する外力によって第1の弾性部材に接触しながら軸方向へ移動する。第3の弾性部材は、第1及び第2の弾性部材それぞれの密閉空間側の端部を閉塞する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
略円筒状の静磁場磁石と、 前記静磁場磁石の内周側に配置された略円筒状の傾斜磁場コイルと、 前記傾斜磁場コイルの内周側に配置された略円筒状のボアチューブと、 前記静磁場磁石の内周面端部と前記傾斜磁場コイルの外周面端部との間及び前記傾斜磁場コイルの内周面端部と前記ボアチューブの外周面端部との間の少なくとも一方に挿入され、前記静磁場磁石の内周面と前記傾斜磁場コイルの外周面との間及び前記傾斜磁場コイルの内周面と前記ボアチューブの外周面との間の少なくとも一方に密閉空間を形成するリング状のシール部材とを備え、 前記シール部材は、 前記傾斜磁場コイルの軸方向に幅を有するリング状に形成され、前記密閉空間側の端部に向かって厚くなり、前記密閉空間側に向かって作用する外力に対して前記軸方向の位置が固定された第1の弾性部材と、 前記傾斜磁場コイルの軸方向に幅を有するリング状に形成され、前記密閉空間側の端部に向かって薄くなり、前記密閉空間側に向かって作用する外力によって前記第1の弾性部材の内周側又は外周側に接触しながら前記軸方向へ移動する第2の弾性部材と、 断面形状が前記密閉空間側に突出する屈曲部を有する略C字状であるリング状に形成され、当該C字断面の両端部で前記第1の弾性部材及び前記第2の弾性部材それぞれの前記密閉空間側の端部を閉塞する第3の弾性部材と を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (1件):
A61B 5/055
FI (1件):
A61B5/05 340
Fターム (3件):
4C096AB47 ,  4C096CB05 ,  4C096CB19
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 磁気共鳴診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-231816   出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルシステムズ株式会社
  • 磁気共鳴イメージング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-108775   出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルシステムズ株式会社, 東芝医用システムエンジニアリング株式会社
  • 核スピントモグラフ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-161486   出願人:シーメンスアクチエンゲゼルシヤフト
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