特許
J-GLOBAL ID:201403021295674515

貯蔵用キャニスターの応力腐食割れ防止方法及び貯蔵用キャニスター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 功雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-056020
公開番号(公開出願番号):特開2014-181978
出願日: 2013年03月19日
公開日(公表日): 2014年09月29日
要約:
【課題】核燃料からの放射線が遮蔽された状態で外表面全体に圧縮残留応力を発生させた状態とすることができる貯蔵用キャニスターの応力腐食割れ防止方法及び貯蔵用キャニスターを提供する。【解決手段】金属製の胴体2の上部2aに蓋体4を溶接することによって当該胴体2における引張残留応力が生じた範囲に圧縮応力を付与して、応力腐食割れを防止する貯蔵用キャニスター1の応力腐食割れ防止方法である。蓋体4の溶接によって引張残留応力の発生が予定される胴体2の範囲Lに予め第1の圧縮応力を付与し、当該範囲Lに圧縮残留応力が生じている状態で蓋体4を溶接することで引張残留応力をキャンセルし、その後第2の圧縮応力を付与して当該範囲Lの全域で圧縮残留応力を生じさせる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
金属製の筒状胴体の上部に蓋体を溶接することによって当該筒状胴体における引張残留応力が生じた範囲に圧縮応力を付与して、応力腐食割れを防止する貯蔵用キャニスターの応力腐食割れ防止方法であって、 前記蓋体の溶接によって前記引張残留応力の発生が予定される前記筒状胴体の範囲に予め第1の圧縮応力を付与し、当該範囲に圧縮残留応力が生じている状態で前記蓋体を溶接することで発生する引張残留応力をキャンセルし、その後第2の圧縮応力を付与して当該範囲の全域で圧縮残留応力を生じさせることを特徴とする貯蔵用キャニスターの応力腐食割れ防止方法。
IPC (2件):
G21C 19/32 ,  G21F 9/36
FI (3件):
G21C19/32 R ,  G21F9/36 541A ,  G21F9/36 501C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • コンクリートキャスク方式による使用済燃料貯蔵の実用化研究 -304L,316Lステンレス鋼の塩化物応力腐食割
審査官引用 (1件)
  • コンクリートキャスク方式による使用済燃料貯蔵の実用化研究 -304L,316Lステンレス鋼の塩化物応力腐食割

前のページに戻る