特許
J-GLOBAL ID:201403031079111803

波動歯車装置および可撓性内歯歯車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-509385
特許番号:特許第5496416号
出願日: 2012年05月31日
要約:
【要約】 波動歯車装置(1)では、カップ形状の可撓性外歯歯車(2)の内側に円環状の剛性外歯歯車(3)が配置されている。可撓性内歯歯車(2)の内歯形成部分(16)と、波動発生器(4)によって押圧されて楕円状に撓められる被押圧円筒部分(17)とが、中心軸線(1a)の方向にずらした位置に形成されている。可撓性外歯歯車(4)の内側に波動発生器(4)が配置され、当該波動発生器(4)によって被押圧円筒部分(17)をその半径方向の内側から外側に押圧することで、当該被押圧円筒部分(17)が楕円状に撓められている。波動歯車装置(1)の外径寸法が可撓性外歯歯車(2)の外径寸法によって決まるので、外径寸法の小さな波動歯車装置を実現できる。
請求項(抜粋):
【請求項1】 可撓性内歯歯車と、当該可撓性内歯歯車の内側に配置した剛性外歯歯車と、前記可撓性内歯歯車を楕円状に撓めて前記剛性外歯歯車に部分的に噛み合わせると共に両歯車の噛み合い位置を周方向に移動させる波動発生器とを有し、 前記可撓性内歯歯車は、少なくとも一方の端が開口縁となっている半径方向に撓み可能な円筒状胴部を備えており、 前記円筒状胴部は、内歯が形成されている内歯形成部分と、当該内歯形成部分を楕円状に撓めるために前記波動発生器によって半径方向に押圧される被押圧部分とを備えており、 前記内歯形成部分および前記被押圧部分は、前記可撓性内歯歯車の中心軸線の方向に沿って見た場合に、前記円筒状胴部における異なる部位に形成されており、 前記波動発生器は、前記円筒状胴部の内側に配置され、前記被押圧部分をその半径方向の内側から外側に押圧して当該被押圧部分を楕円状に撓めており、 前記円筒状胴部の外周面には外歯は形成されておらず、当該円筒状胴部の外周側には波動歯車装置の構成部品としての歯車が配置されていないことを特徴とする波動歯車装置。
IPC (1件):
F16H 1/32 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16H 1/32 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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