特許
J-GLOBAL ID:201403032896678196
原子力プラントのガス処理設備
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-188374
公開番号(公開出願番号):特開2014-048043
出願日: 2012年08月29日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】全交流電源が喪失した場合でも、原子炉格納容器内のガスの処理効率を向上できる原子力プラントのガス処理設備を提供する。【解決手段】冷却水喪失事故時で全交流電源が喪失しているとき、原子炉圧力容器に接続された配管の破断箇所から水素、放射性核種及び水蒸気が原子炉格納容器内に放出される。触媒式水素処理装置2はケーシング3内に触媒層22及び熱交換器4の伝熱管5を設置する。水素及び放射性核種を含む高温の水蒸気が、伝熱管5内に供給されてケーシング3内に供給される後述のガスを加熱する。水蒸気が伝熱管5内で凝縮されてミストを生成する。ミストは放射性核種と共にミストセパレータ6で除去される。ミストセパレータ6からケーシング3内に供給された水素を含むガスが、上記の水蒸気により加熱され、触媒層22内に導かれる。水素は触媒層22内で酸素と結合されて水蒸気になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉格納容器から導かれるガスに含まれるガス成分を処理するガス処理装置と、ミストセパレータとを備え、
前記ガス処理装置は、ケーシング及び前記ケーシング内に設けた、前記ガス成分を処理するガス成分処理部材を有し、
前記原子炉格納容器から供給される水蒸気及び前記ガス成分を含む前記ガスが供給されてこのガスの保有する熱により、前記ガス成分処理部材に導かれる前記ケーシング内のガスを加熱する加熱装置が、前記ケーシングに設けられ、
前記加熱装置内における前記水蒸気の凝縮により生成されるミストをこのミストに吸着された一部の前記ガス成分と共に除去する前記ミストセパレータが、前記加熱装置に連絡され、
前記ミストセパレータで除去されない前記ガス成分を含む前記ガスを前記ミストセパレータから前記ケーシング内に導く管路を設けたことを特徴とする原子力プラントのガス処理設備。
IPC (3件):
G21C 9/00
, G21D 3/08
, G21F 9/02
FI (6件):
G21C9/00 K
, G21D3/08 F
, G21F9/02 511C
, G21F9/02 511L
, G21F9/02 541H
, G21F9/02 Z
Fターム (2件):
引用特許:
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