特許
J-GLOBAL ID:201403038393078793

全方向移動車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯山 弘信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-080029
公開番号(公開出願番号):特開2014-201239
出願日: 2013年04月06日
公開日(公表日): 2014年10月27日
要約:
【課題】従来の一対のベルト機構を同期駆動させるための動力伝達機構を廃止し、床面等からの反力を受けてもフリーローラをスムースに移動できる全方向移動車両を提供する。【解決手段】基台の底面に直線移動方向を異ならせた4組のクローラ1を備え、各クローラは、一対のフリーローラ6と一対の無限軌道駆動軸20,21とガイド溝17を有し且つ無限軌道体30を挟むように並設される一対のガイド板4A,4Bと複数の保持部材8とフリーローラ支持軸7と2つのフリーローラと一対のガイドローラとから構成される。ガイド溝は、無限軌道体の軌道面の平面と平行であり、その直線部が無限軌道体の直線部と平行で、対応する位置の変位量が所定量だけずれて設置される。複数の保持部材は、保持部材軸の周りに回動自在に保持され、一対のガイドローラは、所定量だけずれた軸周りに回動自在に設けられ、その支持軸を常に無限軌道体の直線部軌道と平行に保つ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基台の底面に、それぞれ直線移動方向を異ならせて配置された少なくとも3組のクローラを備え、 前記少なくとも3組のクローラのそれぞれの直線方向の移動量を制御することにより、前記基台を特定される方向に移動させ、又は、特定される方位に回転できるようにしてなり、 前記各クローラはそれぞれ、無限軌道体と、前記無限軌道体を回転駆動する一対の無限軌道駆動軸と、前記無限軌道体の軌道形状と同じ軌道形状を有するガイド溝を有して当該無限軌道体を挟むように並設される一対のガイド板と、複数の保持部材と、前記複数の保持部材にそれぞれ取り付けられるフリーローラ支持軸と、前記フリーローラ支持軸に回転自在に取り付けられる一又は二以上のフリーローラと、前記複数の保持部材にそれぞれ取り付けられる一対のガイドローラと、から構成され、 前記一対のガイド板の前記ガイド溝は、前記無限軌道体の軌道面が構成する平面と平行であり、かつ、当該ガイド溝の直線部が無限軌道体の直線部と平行であり、さらに当該ガイド溝と無限軌道のそれぞれ対応する位置の変位量が所定量だけずれたように設置され、 前記複数の保持部材は、前記無限軌道体に対して一定間隔に、当該無限軌道体に対して前記一対の無限軌道駆動軸と平行に設けられる保持部材軸の周りに回動自在に保持され、 前記複数の保持部材に取り付けられた前記一対のガイドローラは、それぞれ前記保持部材軸と平行で前記所定量だけずれた軸周りに回動自在に設けられ、 前記一対のガイドローラは、前記一対のガイド板の前記ガイド溝にそれぞれ嵌挿される、という構成によって、前記複数のフリーローラの前記フリーローラ支持軸を常に前記無限軌道体の直線部軌道と平行に保つようにした ことを特徴とする全方向移動車両。
IPC (2件):
B62D 55/104 ,  B62D 55/065
FI (2件):
B62D55/104 ,  B62D55/065

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