特許
J-GLOBAL ID:201403042296363871

地下に貯留した二酸化炭素の地表面への漏出の早期検出装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-228408
公開番号(公開出願番号):特開2014-066690
出願日: 2012年09月26日
公開日(公表日): 2014年04月17日
要約:
【課題】二酸化炭素の漏洩を早期に検出する装置および方法を提供する。【解決手段】水素を含むまたは水素を付加した二酸化炭素を陸域および海域に地下貯留した場合における陸域での二酸化炭素の漏出モニタリングに関わり、地表面下0.05〜20mに埋設された下部が開いたパイプ1あるいは地表面上の下部が開いた容器3の内部空気層において貯留層から地表面に漏出した水素を検知することにより、二酸化炭素の地表面への漏出を早期に予測する。水素は自然界の大気中には一般的に含まれておらず、二酸化炭素に比べて地下の岩盤などの多孔質層におけるガス拡散係数が大きく、水への溶解および岩石内部表面への吸着も二酸化炭素よりも小さいため、二酸化炭素よりも早期に地表面に漏出することから、二酸化炭素の漏出場所を精度良く予測可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地下に貯留された水素を0.01〜1%の割合で含むまたは付加した二酸化炭素の地下貯留からの漏出を間欠的あるいは連続的に検出するため、下部が開いたパイプを地表から土壌あるいは岩盤層中に0.05〜20m挿入するか、下部が開いた容器を地表面に置くことにより、地下貯留層から漏出したガスをパイプまたは容器内に保持し、内部の空気層を水素ガス濃度センサに吸引または直接接触させて間欠的または連続的に水素ガス濃度を測定し、おもに二酸化炭素の地表への漏出場所を早期に検出する装置および方法。
IPC (2件):
G01M 3/20 ,  G01V 9/00
FI (2件):
G01M3/20 L ,  G01V9/00 K
Fターム (9件):
2G067AA04 ,  2G067AA19 ,  2G067BB02 ,  2G067BB12 ,  2G067BB26 ,  2G067CC04 ,  2G067CC18 ,  2G067DD17 ,  2G067DD18
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
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