特許
J-GLOBAL ID:201403043566335170

環状ワークの焼入れ方法及びそれに用いる焼入れ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-197368
公開番号(公開出願番号):特開2014-055306
出願日: 2012年09月07日
公開日(公表日): 2014年03月27日
要約:
【課題】環状ワークが外金型に接触して損傷するのを抑制することができる環状ワークの焼入れ方法及びそれに用いる焼入れ装置を提供する。【解決手段】本発明の環状ワークWの焼入れ方法は、焼入れ温度で加熱されたワークWの内周側に内金型23をセットした状態でワークWを冷却する工程と、ワークWの温度が500°C以下となりかつマルテンサイト変態開始温度まで低下する前において、ワークWの内周面w2が冷却により収縮して内金型23に接触することで拘束され始めると、その拘束を継続しながらワークWを幅方向に低圧で押圧して外金型22内に挿入する工程と、ワークWの温度がマルテンサイト変態開始温度以下になると、ワークWを幅方向に高圧で押圧することで、内金型23と幅拘束治具24との間でワークWを幅方向に拘束するとともに、マルテンサイト変態により体積膨張するワークWの外周面w1を外金型22に接触させて拘束する工程とを含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
環状ワークの焼入れ方法であって、 焼入れ温度で加熱された環状ワークの内周側に、内金型をセットした状態で、前記環状ワークを冷却する工程と、 前記環状ワークの温度が500°C以下となりかつマルテンサイト変態開始温度まで低下する前において、前記環状ワークの内周面が冷却により収縮して前記内金型に接触することで拘束され始めると、その拘束を継続しながら前記環状ワークを幅方向に低圧で押圧して外金型内に挿入する工程と、 前記環状ワークの温度がマルテンサイト変態開始温度以下になると、前記環状ワークを幅方向に高圧で押圧することで、前記内金型と幅拘束治具との間で前記環状ワークを幅方向に拘束するとともに、マルテンサイト変態により体積膨張する前記環状ワークの外周面を前記外金型に接触させて拘束する工程と、をこの順に含むことを特徴とする環状ワークの焼入れ方法。
IPC (3件):
C21D 9/40 ,  C21D 1/00 ,  C21D 1/18
FI (4件):
C21D9/40 A ,  C21D9/40 B ,  C21D1/00 F ,  C21D1/18 N
Fターム (14件):
4K034AA10 ,  4K034GA07 ,  4K042AA22 ,  4K042AA23 ,  4K042BA10 ,  4K042BA13 ,  4K042CA15 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DB01 ,  4K042DC02 ,  4K042DD04 ,  4K042EA01 ,  4K042EA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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