特許
J-GLOBAL ID:201403044046836297

試料バイアルのための温度制御素子を備えたNMR測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 別役 重尚 ,  村松 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-186333
公開番号(公開出願番号):特開2014-089178
出願日: 2013年09月09日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】試料バイアルのための温度制御素子を備えたNMR測定装置を提供する。【解決手段】NMR測定装置は、ヒータ12によって温度制御される温度制御流体8が周囲を流れる試料バイアル1のための温度制御素子を備える。さらに、測定ヘッドが試料バイアル1に空間的に近接して測定空間14内へと突出する温度センサ9が設けられ、温度センサ9に対する供給ワイヤが測定空間14とは別個の空間に配置される。また、供給ワイヤを含む温度センサ9がセンサチューブ15によって半径距離で囲まれ、温度制御流体8の部分フローが温度制御フロー16として、測定空間14からセンサフロー入口26を介して自由空間17に流入し、センサチューブ15の反対側の端部にあるセンサフロー出口18を介してセンサチューブ15から流出する。これにより、温度クロスオーバー及び温度センサ9と試料バイアル1の間の温度差(ΔTp)の両方が最小限に抑えられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固体及び/又は液体の試料物質が充填されたNMR試料バイアル(1)のための温度制御素子を備えたNMR測定装置であって、前記NMR試料バイアル(1)はNMRコイル(5)に取り囲まれた測定空間(14)にあるNMR分光計の測定位置に配置されると共に前記NMR試料バイアル(1)の周囲を温度制御流体(8)が流れ、前記温度制御流体(8)は閉ループ制御ヒータ(12)によって前記測定空間(14)への供給フロー中に温度制御され、感温性の測定ヘッドが前記NMR試料バイアル(1)に空間的に近接して位置決めされると共に前記測定空間(14)内へと少なくとも部分的に突出する少なくとも1つの温度センサ(9)が設けられ、前記温度センサ(9)の前記測定ヘッドに対する供給ワイヤが前記測定空間(14)とは別個の空間に配置されるNMR測定装置において、 前記温度センサ(9)及びその前記供給ワイヤはセンサチューブ(15)によって半径距離で囲まれ、前記温度制御流体(8)の部分フローが温度制御フロー(16)として前記測定空間(14)から流出し、前記温度センサ(9)の前記供給ワイヤに沿って前記温度センサ(9)と前記センサチューブ(15)の内壁の間の自由空間(17)に流入し、前記センサチューブ(15)のセンサフロー入口(26)とは反対側の端部にあるセンサフロー出口(18)を介して前記センサチューブ(15)から流出するような形で、前記センサチューブ(15)が前記センサフロー入口(26)を介して前記測定空間(14)に接続されることを特徴とするNMR測定装置。
IPC (2件):
G01R 33/31 ,  G01R 33/32
FI (2件):
G01N24/02 510F ,  G01N24/04 510G
引用特許:
出願人引用 (3件)

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