特許
J-GLOBAL ID:201403044085554037
時系列データの異常監視装置、異常監視方法及びプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 博通
, 鵜澤 英久
, 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-040391
公開番号(公開出願番号):特開2014-170269
出願日: 2013年03月01日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】時系列データの異常監視において、異常判定の基準となる波形を容易に抽出する。【解決手段】平行度評価部15が、埋め込み処理により得られたアトラクタ(軌道)のデータベクトルにおける接線方向と、このデータベクトルの近傍ベクトルの接線方向との平行度を算出し、予兆波形登録部17が、算出された平行度に基づいて異常検出を行うための予兆波形の候補を抽出する。抽出された予兆波形の候補とデータ蓄積部に蓄積された異常ログとを突き合わせ、予兆波形の候補が異常ログと対応付けられた場合、この予兆波形の候補を予兆波形として予兆DBに登録する。予兆判定部20は、予兆DBに保存された予兆波形に基づいて、時系列データの異常の検知を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
監視対象である設備または機器から時系列データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得された時系列データをn次元状態空間に埋め込む処理を行う埋め込み処理手段と、
前記埋め込み処理手段により埋め込まれた時系列データからデータベクトルを選択するデータベクトル選択手段と、
前記データベクトル選択手段により選択されたデータベクトルの近傍空間内での近傍ベクトルを検出する近傍ベクトル検出手段と、
前記選択されたデータベクトル及び近傍ベクトルの、軌道に対する接線方向を演算する接線方向演算手段と、
前記データベクトルの接線方向と近傍ベクトルの接線方向に基づいて前記データベクトルにおける平行度を算出する平行度算出手段と、
前記平行度算出手段により算出された平行度が予め定められた閾値を超えた場合、当該閾値を超えたデータベクトルにより構成される軌道を前記監視対象である設備または機器の異常を判定する候補となる予兆候補波形として抽出し、前記予兆候補波形の起点または終点の基となる時系列データが前記監視対象である設備または機器から発生した時刻を基準時刻として、この基準時刻から予め定められた時刻の間に前記監視対象である設備または機器に異常が発生した場合、前記予兆候補波形を当該発生した異常に対応する予兆波形として登録する予兆波形登録手段と、
登録された予兆波形に基づいて前記監視対象である設備または機器から取得された時系列データの評価を行う予兆判定手段と、を有する
ことを特徴とする時系列データの異常監視装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G05B23/02 302Y
, G06F11/34 S
Fターム (10件):
5B042GB06
, 5B042GB07
, 5B042JJ06
, 5B042JJ29
, 5B042MA14
, 5H223AA01
, 5H223BB05
, 5H223DD03
, 5H223EE06
, 5H223FF06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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