特許
J-GLOBAL ID:201403045630013800

複写けん制印刷物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-222284
公開番号(公開出願番号):特開2014-073636
出願日: 2012年10月04日
公開日(公表日): 2014年04月24日
要約:
【課題】 複写防止画線が形成された印刷物において、二つの異なる条件で真偽判別する際に視認される図柄が変化することで、真偽判別性に優れ、真偽判別する条件のうちの一つは、道具を用いずに行うことができる複写けん制印刷物を提供するものである。【解決手段】 基材の少なくとも一部に、色材と浸透成分を含む有色浸透インキにより、複写機で複写されない大きさで成る透過不読要素、複写機で複写される大きさで成る透過可読要素と、有色浸透インキと同じ色相の有色インキにより、複写機で複写されない大きさで成る不透不読要素、複写機で複写される大きさで成る不透可読要素のうち、少なくとも、三つの要素によって、第一の図形領域、第二の図形領域及び第一の図形領域の少なくとも一部と第二の図形領域の少なくとも一部を囲む背景領域を有し、かつ、第一の図形領域と第二の図形領域が同じ領域内に重複して配置されて成る印刷画像を形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基材の少なくとも一部に、色材と浸透成分を含む有色浸透インキにより、複写機で複写されない大きさで成る透過不読要素と、前記有色浸透インキにより、複写機で複写される大きさで成る透過可読要素と、前記有色浸透インキと同じ色相の有色インキにより、複写機で複写されない大きさで成る不透不読要素と、前記有色インキにより、複写機で複写される大きさで成る不透可読要素のうち、少なくとも、三つの要素によって、第一の図形領域、第二の図形領域及び前記第一の図形領域の少なくとも一部と前記第二の図形領域の少なくとも一部を囲む背景領域を有し、かつ、前記第一の図形領域と前記第二の図形領域が同じ領域内に重複して配置されて成る印刷画像が形成され、前記透過可読要素と前記不透不読要素を第一の要素セットとし、前記不透可読要素と前記透過不読要素を第二の要素セットとして、前記第一の図形領域は、前記第一の要素セット又は前記第二の要素セットのうち、一方の要素セットのうちの一方の要素を複数有して第一の有意情報を現して成り、前記第二の図形領域は、前記一方の要素セットのうちの他方の要素を複数有して第二の有意情報を現して成り、前記背景領域は、他方の要素セットのうちの一方の要素を複数有して成り、前記第一の図形領域、前記第二の図形領域及び前記背景領域を等色にするため、前記各領域の面積率が等しく形成され、透過光下で観察した場合には、前記有色浸透インキで形成された要素が視認されず、前記第一の有意情報と前記第二の有意情報のうち、一方の有意情報が主体的に視認でき、複写機で複写した場合には、前記複写機で複写されない大きさで形成された要素が複写されず、前記複写機で複写される大きさで形成された要素が複写されて他方の有意情報が主体的に視認できることを特徴とする複写けん制印刷物。
IPC (3件):
B41M 3/14 ,  B42D 25/30 ,  B42D 25/29
FI (3件):
B41M3/14 ,  B42D15/10 501P ,  B42D15/10 531C
Fターム (17件):
2C005HA04 ,  2C005HB01 ,  2C005HB02 ,  2C005HB07 ,  2C005HB09 ,  2C005HB10 ,  2C005HB13 ,  2C005JB11 ,  2C005JB25 ,  2C005KA01 ,  2H113AA06 ,  2H113BA01 ,  2H113BA05 ,  2H113BB02 ,  2H113CA39 ,  2H113CA40 ,  2H113CA44
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る