注射装置

発明者： ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：山本佳希
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-175389
公開番号（公開出願番号）：特開2014-018639
出願日： 2012年07月20日
公開日（公表日）： 2014年02月03日
要約：

【課題】投与時の誤操作を防止するため,操作が簡便な注射装置を提供すること。【解決手段】本注射装置は、シリンジ内に収容された薬剤の注射を行うための注射装置であって,前端側に該シリンジを保持するための保持部(4)を有し,後端側からはノブ(25)が突出している。投与量の設定は該ノブを回転させることにより行われる。該ノブの回転は、後側クラッチ板(34)の回転により生じるクリック感として使用者に伝達される。また、後側クラッチ板と一体的に作動するカム板(41)とカウンターの接点(44)の接触状態の変化がカウンター(53)により検出され、薬剤の投与量として表示部(46)に表示される。所望の量の薬剤を確実に投与するため、薬剤投与のために前方に押し込まれた該ノブは、押し込まれた状態で係止部(48)により係止される。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

前端及び筒状の側壁からなる筒状部材と該側壁内に液密にスライド可能にはめ込まれたガスケットとを有するシリンジ内に収容された薬剤の注射を行うための注射装置であって, 前端側に該シリンジ(3)を保持するための保持部(4)を有する胴部(2)と, 該胴部内に設けられた案内スリーブ(16)と, 該案内スリーブに対して回転が不能ではあるが,軸方向に前後移動可能であるように嵌合したピストンロッド(17)であって,軸方向に雌ねじが形成されたねじ穴(20)を有し,該ねじ穴は,該シリンジを該保持部に保持したときに該シリンジと軸方向に同心となるように形成されたピストンロッド(17)と, 前方への押し込みが可能なように,該胴部の後端側に設けられた穴(26)から後方に突出するノブ(25)を後端側に有し,前端側に該ピストンロッドの該ねじ穴と螺合する雄ねじ(22)が形成されたねじロッド(21)と, 該ねじロッドが回転可能に通過する貫通穴(27)を有し,該胴部に対して回転が不能ではあるが軸方向に前後移動可能であるように該胴部と嵌合し,且つ後端側に噛み合い歯受け(28)を有する前側クラッチ板(30)と, 該ねじロッドが通過する貫通穴(32)を有し,該ねじロッドに対して回転が不能ではあるが軸方向に前後移動が可能であるように嵌合する一方,該胴部に対して回転が可能ではあるが軸方向に前後移動が不能に嵌合し,且つ前端側に噛み合い歯(33)を有する後側クラッチ板(34)と, 該前側クラッチ板の前端側に設けられ,該前側クラッチ板を該後側クラッチ板に向かって付勢することにより,該噛み合い歯受けと該噛み合い歯とを,互いに回転可能に当接させるバネ(39)と, 該後側クラッチ板の後端側に設けられ,該後側クラッチ板と一体的に作動するカム板(41)と, 該カム板の後端側と該ノブの前端側に当接し,該ノブを後端側に付勢する復元バネ(43)と, 該カム板との接点(44)を有し,該カム板と該接点との接触状態の変化を検出するカウンター(53)と, 該カウンターからの信号を表示する表示部(46)と, 該ねじロッドが前方に押し込まれたときに該ねじロッドと係合し,該ねじロッドの該胴部に対する回転及び前後移動を制限する,係止部(48)とを備える,注射装置。

IPC (1件)：

A61M 5/24

FI (1件)：

A61M5/24

Fターム (9件)：

4C066BB01 , 4C066CC01 , 4C066DD08 , 4C066EE06 , 4C066QQ32 , 4C066QQ72 , 4C066QQ77 , 4C066QQ78 , 4C066QQ82

引用特許：

出願人引用 (4件)

注射装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-199494 出願人：日本イーライリリー株式会社
無針注射器
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-238442 出願人：藤本頴助
キャップ作動される用量供給クラッチ付の薬品供給ペン
公報種別：公表公報出願番号：特願平9-512797 出願人：ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー

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審査官引用 (4件)

注射装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-199494 出願人：日本イーライリリー株式会社
無針注射器
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-238442 出願人：藤本頴助
キャップ作動される用量供給クラッチ付の薬品供給ペン
公報種別：公表公報出願番号：特願平9-512797 出願人：ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー

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