特許
J-GLOBAL ID:201403046374067996

動画像処理装置および動画像処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 殿元 基城
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-163332
公開番号(公開出願番号):特開2014-021944
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】特徴ベースの手法を用いることなく、参照動画像と入力動画像とのマッチングのみによって対象物の動きの認識と軌跡抽出とを実現すること。【解決手段】動画像処理装置1は、時間τの座標位置における輝度をZ(ξ(τ),η(τ))で表す参照動画像と、時間tの輝度をf(x,y,t)で表す入力動画像とを記録する記録手段5と、参照動画像の動きのパターンに類似する入力動画像の時間t毎の座標位置(x*,y*)を求める動画像処理手段2とを備える。動画像処理手段2は、連続DPを用いて、局所距離dの時間τにおける最小値を算出し、時間τが1からTになるまで累積した評価関数S(x,y,T,t)を求めて、評価関数S(x,y,T,t)が、所定の閾値h以下となる時間tの座標位置(x*,y*)を算出することにより、入力動画像で検出された動きパターンに類似する時間t毎の座標位置(x*,y*)を求める。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
物体の動きが撮影されたT時間の参照動画像であって、当該参照動画像における時間τの座標位置が(ξ(τ),η(τ))で示されるとともに、当該座標位置における輝度がZ(ξ(τ),η(τ))で表された参照動画像と、 前記物体の動きに類似する動きの認識が行われる入力動画像であって、当該入力動画像における時間tの輝度が、座標位置(x,y)を用いてf(x,y,t)で表された入力動画像と を記録する記録手段と、 前記入力動画像において前記参照動画像で撮影された物体の動きのパターンに類似する部分の時間t毎の座標位置(x*,y*)を求める動画像処理手段とを備え、 前記参照動画像の輝度から前記入力動画像の輝度を減じた値の絶対値を局所距離dとして、d(x,y,τ,t)=‖Z(ξ(τ),η(τ))-f(x,y,t)‖で示し、 前記動画像処理手段が、 連続DPを用いることにより、前記記録手段に記録された前記参照動画像Z(ξ(τ),η(τ))と前記入力動画像f(x,y,t)とに基づいて、前記局所距離dの時間τにおける最小値を算出し、 時間τにおいて最小値となる前記局所距離dに基づいて、連続DPを用いることにより、時間τが1からTになるまで累積した評価関数S(x,y,T,t)を算出し、 算出された前記評価関数S(x,y,T,t)から時間Tを除した値が、所定の閾値h以下となる時間tの座標位置(x*,y*)を算出することにより、 前記入力動画像において前記参照動画像で撮影された物体の動きのパターンに類似する部分の時間t毎の座標位置(x*,y*)を求めることを特徴とする動画像処理装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G06T 7/00
FI (3件):
G06T7/20 C ,  G06T7/00 300E ,  G06T7/00 350A
Fターム (10件):
5L096AA03 ,  5L096AA06 ,  5L096FA69 ,  5L096GA08 ,  5L096GA43 ,  5L096GA51 ,  5L096HA02 ,  5L096HA07 ,  5L096JA03 ,  5L096JA20
引用文献:
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