特許
J-GLOBAL ID:201403047102570202

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-239977
公開番号(公開出願番号):特開2014-088932
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】出力軸の回転数が大きく低下しても、クラッチを機能させることなく、部品を保護することができる無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】制御装置は、一方向クラッチの耐久性に基いて設定される最大調節用駆動力Tmaxを求める最大調節用駆動力設定部(STEP1)と、調節用駆動源14の駆動力Tpと最大調節用駆動力Tmaxとを比較して(STEP2)、調節用駆動源14の駆動力Tpが最大調節用駆動力Tmaxを超える場合には、調節用駆動源14が出力する駆動力を「0」とする駆動力制御部(STEP3)とを備える。【選択図】図9
請求項(抜粋):
走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力軸と、 前記入力軸と平行に配置された出力軸と、 前記出力軸に揺動自在に軸支される揺動リンクを有し、前記入力軸の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換する複数のてこクランク機構と、 前記揺動リンクと前記出力軸との間に設けられ、前記出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に該揺動リンクを固定し、他方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に対して該揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、 前記てこクランク機構が、調節用駆動源と、該調節用駆動源の駆動力を用いて前記入力軸側の回転運動の半径を調節自在な回転半径調節機構と、該回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備えた無段変速機の制御装置であって、 前記回転半径調節機構は、前記入力軸と一体に回転する入力要素と、前記調節用駆動源により回転する調節要素とを備え、前記入力要素と前記調節要素との回転数が一致するときに前記入力軸側の回転運動の半径が維持され、前記入力要素と前記調節要素との回転数が異なるときに前記入力軸側の回転運動の半径が変化するように構成され、 前記入力軸の回転数を検出する入力側回転数検出部と、 前記入力軸の駆動力を検出する駆動力検出部と、 変速比を検出する変速比検出部と、 前記入力側回転数検出部で検出された回転数と、前記駆動力検出部で検出された駆動力と、前記変速比検出部で検出された変速比とに基いて、前記調節用駆動源が前記調節要素に伝達してる駆動力を算出する調節用駆動力検出部と、 所定部品の耐久性に基いて設定される最大調節用駆動力を求める最大調節用駆動力設定部と、 前記調節用駆動力検出部で検出された駆動力と前記最大調節用駆動力設定部で設定された最大調節用駆動力とを比較して、前記調節用駆動力検出部で検出された駆動力が前記最大調節用駆動力設定部で設定された最大調節用駆動力を超える場合には、前記調節用駆動源が出力する駆動力を「0」とする駆動力制御部とを備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 29/04 ,  F16H 21/20 ,  F16H 21/44
FI (4件):
F16H61/02 ,  F16H29/04 ,  F16H21/20 A ,  F16H21/44 E
Fターム (13件):
3J062AA02 ,  3J062AB29 ,  3J062AC04 ,  3J062BA21 ,  3J062CB06 ,  3J552MA06 ,  3J552NB05 ,  3J552PA61 ,  3J552VA11W ,  3J552VA32W ,  3J552VA39W ,  3J552VA74W ,  3J552VC02W
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 駆動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-530519   出願人:ルークラメレンウントクツプルングスバウベタイリグングスコマンディートゲゼルシャフト
  • 変速比制御装置及び変速比制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-070651   出願人:本田技研工業株式会社
  • 車両用動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-160013   出願人:本田技研工業株式会社

前のページに戻る