特許
J-GLOBAL ID:201403048190386773

多変数関数の数値積分用標本点とその重みの生成方法及び生成プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-054602
公開番号(公開出願番号):特開2014-182419
出願日: 2013年03月18日
公開日(公表日): 2014年09月29日
要約:
【課題】分子軌道法におけるクーロン力の様に空間内の位置によって値が著しく変化する多変数関数を数値積分する際に、必要な精度を得る事が困難だった。【解決手段】空間Aに分布する標本点pから被積分関数が定義された空間Bの標本点qに対応付けを行う際し、面心立方(FCC)の格子点を標本点pとすることによって、この標本点の空間要素を正確に与える事が出来る。その結果、積分値が被積分関数を2次曲面で内挿した後に積分したのと同等の精度を持つので、空間Bにおける被積分関数の値f(q)が著しく変化する点q0の近傍でも、数値積分が精度良く行える様になった。その結果、図4に示す様にSnTe分子の様な原子番号が大きな原子を含む分子においても、各原子に働く力を正しく計算する事ができるようになった。【選択図】図4
請求項(抜粋):
空間Bで定義された被積分関数の特異点qj,0毎に対応する空間Aj(j=1,2,・・・,M)を設定し、 各空間Ajにおいて、 所定の方式でNj個の標本点pj,i(i=1,2,・・・,Nj)を配列する工程と、 標本点pj,iに対して重みvj,iを与える工程と、 空間Ajから空間Bへの標本点の変換式を設定する工程と、 標本点pj,iを該変換式により変換しさらに特異点qj,0の位置だけ移動して空間Bの標本点qj,iに対応付ける工程と、 標本点qj,iにおける空間Aと空間Bの標本点の重みの比dw/dvと被積分関数の空間Ajへの分配比gjを算出し、 標本点qj,iの重みWj,iとして
IPC (2件):
G06F 17/11 ,  G06F 19/00
FI (2件):
G06F17/11 ,  G06F19/00 110
Fターム (4件):
5B056BB01 ,  5B056BB11 ,  5B056BB95 ,  5B056DD01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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