特許
J-GLOBAL ID:201403054239561266
内燃機関のバルブタイミング制御システム及び内燃機関のバルブタイミング制御装置のロック解除機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 博通
, 富岡 潔
, 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-058881
公開番号(公開出願番号):特開2014-185520
出願日: 2013年03月21日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】内燃機関の始動環境によらず、いずれの始動時にもロックを解除することのできる内燃機関のバルブタイミング制御システムを提供する。【解決手段】逆止弁48と第1電磁切換弁45との間にアキュムレータ47を設け、機関低温時には、第1ロック機構4aの第1、第2ロックピン28,29が第1、第2ロック穴24、25に係入してベーンロータ9を第1中間回転位置にロックし、機関の極低温始動時には、前記アキュムレータの高圧力で前記第1、第2ロックピンを第1、第2ロック穴から退出させてロックを即座に解除して、ベーンロータ9を、フリクショントルクを利用して第2中間回転位置に回転させて、再始動可能な状態にした。【選択図】図4
請求項(抜粋):
クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定され、要求に応じて前記駆動回転体に対して進角方向または遅角方向へ相対回転可能な従動回転体と、
ロック解除通路に供給される油圧が所定以上であるときには、前記駆動回転体と従動回転体の相対回転を許容し、前記ロック解除通路に供給される油圧が所定未満であるときは、前記駆動回転体と従動回転体の相対回転を規制するロック機構と、
機関によって駆動されるオイルポンプと前記ロック解除通路との間に設けられていると共に、弁座と該弁座に離着座する弁体とによって構成され、前記オイルポンプからの吐出圧が前記ロック解除通路側の油圧よりも高い場合には、前記弁体が弁座から離間して前記オイルポンプから前記ロック解除通路側へのオイルの流れを許容する一方、前記ロック解除通路側の油圧が前記オイルポンプの吐出圧よりも高い場合には、前記弁体が弁座に着座して前記ロック解除通路から前記オイルポンプへのオイルの流通を規制する逆止弁と、
該逆止弁とロック解除通路との間に設けられていると共に、前記弁座と弁体及び弁体駆動用ソレノイドで構成され、該弁体駆動用ソレノイドに通電されていない状態では、前記弁体が弁座に着座して前記ロック解除通路側から前記逆止弁側へのオイルの流通を規制し、前記弁駆動用ソレノイドに通電することによって、前記弁体を弁座から離間させて前記逆止弁側から前記ロック解除通路側へのオイルの流通を許容する電磁弁と、
前記逆止弁と電磁弁との間に設けられたアキュムレータと、
を備え、
前記逆止弁と電磁弁との間の通路は、オイルの流通が封止され、前記電磁弁の前記弁駆動用ソレノイドに通電することによって、前記アキュムレータの圧力で前記ロック機構による規制を解除するような構成としたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
IPC (3件):
F01L 1/356
, F02D 13/02
, F01L 1/34
FI (4件):
F01L1/34 E
, F02D13/02 G
, F01L1/34 Z
, F02D13/02 H
Fターム (22件):
3G018AA05
, 3G018BA33
, 3G018DA57
, 3G018EA21
, 3G018EA31
, 3G018EA32
, 3G018FA07
, 3G018FA16
, 3G018GA11
, 3G092AA11
, 3G092DA01
, 3G092DA08
, 3G092DG05
, 3G092DG08
, 3G092EA03
, 3G092EA04
, 3G092EA13
, 3G092EA29
, 3G092FA31
, 3G092GA01
, 3G092HA13Z
, 3G092HF19Z
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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