特許
J-GLOBAL ID:200903065298663732

バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-045886
公開番号(公開出願番号):特開2003-247434
出願日: 2002年02月22日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 エンジン停止後またはエンジン始動中に吸気側のカムシャフト1の位相を始動時位相に確実にセットできるようにする。【解決手段】 エンジンが何らかの要因によってカムシャフト1およびロータベーン22の位相が始動時位相よりも遅角側で停止した場合でも、エンジン停止後にサブオイルポンプ5を動かして、カムシャフト1およびロータベーン22の位相を進角側に移動させるための油圧力を発生させることにより、カムシャフト1の位相を進角させることが可能となるので、カムシャフト1の位相を始動時位相に確実にセットすることにより、次回のエンジン始動時により安定した始動を得る。また、エンジン始動中に、カムシャフト1およびロータベーン22の位相を始動時位相に確実にセットすることにより、次回のエンジン始動時の始動直後のファーストアイドルから安定したアイドル運転を得ることもできる。
請求項(抜粋):
(a)エンジンのクランクシャフトとカムシャフトとの相対回転運動による位相差によって、前記カムシャフトにより駆動される吸気バルブまたは排気バルブのバルブタイミングを、前記エンジンの運転状態に応じて変化させると共に、前記カムシャフトの位相を、最遅角位相と最進角位相との中間の始動時位相に固定することで、前記クランクシャフトと前記カムシャフトとの相対回転運動を拘束する位相拘束手段を有する可変バルブタイミング機構と、(b)エンジン停止過程時に、前記カムシャフトの位相を前記始動時位相に設定するための駆動力を電気的に制御する駆動力制御手段とを備えたバルブタイミング制御装置において、前記駆動力制御手段は、エンジン回転速度がアイドル回転速度よりも低い所定値以下となった際にエンジンストールを検出するエンスト検出手段、およびこのエンスト検出手段によってエンジンストールを検出した際、前記カムシャフトの位相が前記始動時位相に対してどの位置にあるかを記憶する位相差記憶手段を有し、前記位相差記憶手段に記憶された前記カムシャフトの位相が前記始動時位相よりも遅角側に居る場合、次回のエンジン始動時に備えて前記カムシャフトの位相を前記始動時位相に向けて制御をし易くするために、前記エンスト検出手段によるエンジンストールの検出からエンジン停止に至る間において、前記カムシャフトの位相を保持または遅角するための駆動力が生じるように制御を行なうことを特徴とするバルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301
FI (3件):
F02D 13/02 H ,  F01L 1/34 E ,  F01L 13/00 301 Y
Fターム (33件):
3G018AB02 ,  3G018BA09 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA20 ,  3G018DA57 ,  3G018DA70 ,  3G018DA71 ,  3G018EA02 ,  3G018EA12 ,  3G018EA17 ,  3G018EA21 ,  3G018FA01 ,  3G018FA09 ,  3G018GA02 ,  3G018GA11 ,  3G018GA38 ,  3G092AA11 ,  3G092DA10 ,  3G092DG05 ,  3G092EA03 ,  3G092EA04 ,  3G092EC01 ,  3G092FA11 ,  3G092FA32 ,  3G092FA40 ,  3G092GA01 ,  3G092GA10 ,  3G092HE01Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z ,  3G092HF19Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る