特許
J-GLOBAL ID:201403056487968057

浸漬型膜分離装置及びかかる浸漬型膜分離装置を用いた濾過処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 笠井 美孝 ,  中根 美枝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-273675
公開番号(公開出願番号):特開2014-057967
出願日: 2013年12月28日
公開日(公表日): 2014年04月03日
要約:
【課題】処理槽のサイズが能力的に大きすぎる場合に、処理槽内での液循環への悪影響を可及的に回避しつつ、濾過処理能力を低く調節して最適化を図ることで、環境的にも経済的にも一層優れた対応を可能と為し得る、新規な構造の浸漬型膜分離装置を提供すること。【解決手段】両面濾過式の平板状膜エレメントまたは片面濾過式の平板状膜エレメントにおける濾過処理面34同士をクロスフロー領域を介して対向配置させた第一のクロスフロー領域と、片面濾過式の平板状膜エレメントの非濾過処理面38を、両面濾過式の平板状膜エレメントまたは片面濾過式の平板状膜エレメントにおける濾過処理面34に対してクロスフロー領域を介して対向配置させた第二のクロスフロー領域とが設けられており、それら第一のクロスフロー領域と第二のクロスフロー領域との割合が設定変更可能とされている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
平板状膜エレメントの複数をそれぞれが鉛直方向に広がるように且つ互いに水平方向で所定間隔を隔てて重なり合うように位置決め配置されており、処理槽内に設置されて濾過対象液に浸漬されることにより隣り合う各平板状膜エレメントの対向面間にクロスフロー領域が形成されるようにした膜ユニットを備えた浸漬型膜分離装置において、 剛性を有する濾板の両面にそれぞれ濾過膜シートを重ね合わせて各該濾過膜シートの周縁を該濾板に固着すると共に、各該濾過膜シートを透過した濾過液を外部に導く濾過液流路を該濾板に形成して、該濾板の両面に濾過処理面を構成した両面濾過式の平板状膜エレメントと、 剛性を有する濾板の一方の面に濾過膜シートを重ね合わせて該濾過膜シートの周縁を該濾板に固着すると共に、該濾過膜シートを透過した濾過液を外部に導く濾過液流路を該濾板に形成することにより、該濾板の一方の面側に濾過処理面を構成する一方、該濾板の他方の面を露呈させることにより、該濾板の他方の面側に非濾過処理面を構成した片面濾過式の平板状膜エレメントと の、両方を採用して、 前記処理槽内で両面が前記濾過対象液に晒された状態で浸漬される前記平板状膜エレメントの複数を、前記両面濾過式の平板状膜エレメントと前記片面濾過式の平板状膜エレメントとを組み合わせて構成し、 該両面濾過式の平板状膜エレメントまたは該片面濾過式の平板状膜エレメントにおける前記濾過処理面同士をクロスフロー領域を介して対向配置させた第一のクロスフロー領域と、 該片面濾過式の平板状膜エレメントの前記非濾過処理面を、該両面濾過式の平板状膜エレメントまたは該片面濾過式の平板状膜エレメントにおける前記濾過処理面に対してクロスフロー領域を介して対向配置させた第二のクロスフロー領域と が設けられており、それら第一のクロスフロー領域と第二のクロスフロー領域との割合が設定変更可能とされていることを特徴とする浸漬型膜分離装置。
IPC (3件):
C02F 1/44 ,  B01D 63/08 ,  B01D 63/00
FI (3件):
C02F1/44 A ,  B01D63/08 ,  B01D63/00 510
Fターム (34件):
4D006GA02 ,  4D006HA48 ,  4D006HA93 ,  4D006JA01A ,  4D006JA02Z ,  4D006JA06A ,  4D006JA06C ,  4D006JA07A ,  4D006JA07C ,  4D006JA18A ,  4D006JA22A ,  4D006JA31Z ,  4D006JB07 ,  4D006KA31 ,  4D006KA44 ,  4D006KB22 ,  4D006KB23 ,  4D006KC02 ,  4D006KC14 ,  4D006KD30 ,  4D006MA03 ,  4D006MA09 ,  4D006MC22 ,  4D006MC23 ,  4D006MC27 ,  4D006MC30 ,  4D006MC48 ,  4D006MC54 ,  4D006MC58 ,  4D006PA01 ,  4D006PB08 ,  4D006PC61 ,  4D006PC62 ,  4D006PC65
引用特許:
出願人引用 (6件)
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