特許
J-GLOBAL ID:201403060453692777
記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
久原 健太郎
, 内野 則彰
, 木村 信行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-096492
公開番号(公開出願番号):特開2014-217958
出願日: 2013年05月01日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】 インクジェットプリンターにおいて、実際に用いる記録媒体に対してより正確で細かい搬送制御を行うことにより高品位が記録を行うことができる記録装置を提供する。【解決手段】 1回目の往路と復路の走査で周期の長いテストパターンとしてノズル間隔を利用して印刷する。そこから補正値の候補を選び、その前後の値を用いて短い周期のテストパターンを記録し、テストパターンの濃度をセンサーで読み取る。短い周期のテストパターンを読取った値に対して近似式を使い、近似した線の頂点に一番近い最少分解能単位の値に補正を決定する。このような補正値を用いて搬送することでドットずれを抑制した画像を記録できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インクを記録媒体に吐出してドットを形成する複数のノズルの前記記録媒体の搬送方向における配置が等間隔である記録ヘッドと、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録ヘッドを搭載し、前記記録媒体の前記搬送方向に交差する方向に前記記録ヘッドを往復走査するキャリッジと、
前記記録ヘッドの走査方向に沿い、前記往復走査する前記記録ヘッドに対向する位置に配置され、前記記録媒体を支持するプラテンと、
前記キャリッジに搭載され、前記記録媒体に記録された画像の濃度を検出するセンサーと、
前記プラテンに平面状に支持された前記記録媒体に複数の前記ドットからなるテストパターンを記録し、前記センサーによって前記テストパターンの濃度を検出し、該検出した前記濃度に基づいて前記記録媒体の搬送量に対する補正量を演算し、該演算によって求めた前記補正量に基づいて前記記録媒体の搬送を制御する制御手段と、を有する記録装置において、
前記搬送量に対する前記補正量を記憶する補正量記憶手段を有し、
前記制御手段は、
前記キャリッジを移動させながら、前記記録媒体上の記録位置に応じて使用する前記ノズルを変えて第1の所定数の前記ドットから構成され、前記テストパターンの一部分を構成する被評価ドット列を記録し、
前記記録媒体を前記補正量によって補正せずに所定の搬送量の搬送をし、
前記キャリッジを移動させながら、前記被評価ドット列を記録した前記ノズルの内の基準となる前記ノズルから前記所定の搬送量離れた位置の前記ノズルによって前記記録媒体上に前記インクを吐出させ、前記被評価ドット列に沿って第2の所定数の前記ドットから構成され、前記テストパターンの一部分を構成する評価ドット列を記録し、
前記センサーによって、前記記録位置に応じて前記被評価ドット列と前記評価ドット列からなる前記テストパターンの濃度を検出し、
前記検出結果に基づき前記被評価ドット列と前記評価ドット列の重なり度合いが最も大きくなる前記記録位置を演算し、該演算によって求めた該記録位置を記録する前記ノズルと前記基準となるノズルとの距離と前記所定の搬送量とから前記補正量を演算し、該演算によって求めた前記補正量を前記補正量記憶手段に記憶させることを特徴とする記録装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
2C056EA04
, 2C056EA25
, 2C056EB27
, 2C056EB42
, 2C056EB59
, 2C056EC12
, 2C056EC34
, 2C056EC69
, 2C056FA10
, 2C056HA58
引用特許:
出願人引用 (4件)
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記録装置および搬送制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-125534
出願人:キヤノン株式会社
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記録装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-293132
出願人:キヤノンファインテック株式会社
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記録装置及びその記録位置調整方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-174726
出願人:キヤノン株式会社