特許
J-GLOBAL ID:201403061194959740
熱交換器
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 博通
, 富岡 潔
, 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-186021
公開番号(公開出願番号):特開2014-043979
出願日: 2012年08月27日
公開日(公表日): 2014年03月13日
要約:
【課題】偏平チューブの幅方向に広く拡がった流体の流れとすることで、熱交換効率を高くした熱交換器を提供する。【解決手段】下側プレート21とフィンプレート23と上側プレート22とをろう付けしてなる偏平チューブ2が複数段積層されてオイルクーラが構成される。偏平チューブ2内部がオイル流路となり、偏平チューブ2の長手方向に沿ってオイルが流れ、隣接する2つの偏平チューブの間が冷却水流路となる。オイル入口もしくは出口となる端部においては、最下段の偏平チューブ2では、単一の開口部25Aを有し、2段目以降の偏平チューブ2では、一対の開口部25,28が対称に配置される。流入したオイルは、2段目以降の偏平チューブ2では、一対の開口部25,28を通して幅方向に拡がって流れ、偏平チューブ2の幅方向の全体を熱交換に有効利用できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内部が第1の流体の流路となる偏平チューブが第2の流体の流路となる間隙を介して複数段積層されて構成された熱交換器であって、各偏平チューブは、周縁において互いに接合された第1のプレートおよび第2のプレートからなり、隣接する2つの偏平チューブが、一方の偏平チューブの第2のプレートの長手方向の各端部にそれぞれ設けられた開口部と他方の偏平チューブの第1のプレートの長手方向の各端部にそれぞれ設けられた開口部とが互いに接合されることで互いに連通しており、これらの開口部を介して各偏平チューブの長手方向に第1の流体が通流する熱交換器において、
最下段の偏平チューブにおける第1のプレートの長手方向の各端部には、上記開口部として、熱交換器の流体入口もしくは流体出口となる単一の開口部が形成されており、
この第1のプレートと組み合わされる第2のプレートの長手方向の各端部には、上記開口部として、複数個の開口部が上記偏平チューブの幅方向に拡がって配置されており、
2段目以降の偏平チューブは、上記の最下段の偏平チューブの第2のプレートに対応して複数個の開口部を各端部に備える、ことを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
3L103AA18
, 3L103AA37
, 3L103BB15
, 3L103BB39
, 3L103CC02
, 3L103CC09
, 3L103DD15
, 3L103DD53
, 3L103DD57
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
多板式オイルクーラの冷却エレメント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-093800
出願人:株式会社テネックス
-
特開昭56-023700
-
積層型熱交換器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-128184
出願人:昭和アルミニウム株式会社