特許
J-GLOBAL ID:200903066177947950

多板式オイルクーラの冷却エレメント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-093800
公開番号(公開出願番号):特開2000-283686
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 多板式オイルクーラの冷却エレメントとして、余分な補強部品を用いることなく、エレメントの端部の剛性を維持すると共に組立易くする。【解決手段】 図は、内側に多孔波状のフィンプレート13を介在させて下向き皿状の上プレート11と上向き皿状の下プレート12を突き合せて単一のチューブ体としたものを複数段に細長な冷却エレメントの端部の横断面を示すもので、上プレート11の上向きパイプ部11bと下プレート12の下向きパイプ部12bからなるオイルの入口又は出口をなすパイプ部の両側において、一側には上プレート11に設けた下向きの筒状突起11dを下プレートの通孔12cに挿通してその先端を下段の上プレートに設けた筒状突起11dに嵌め込み接合する一方、他側では下プレート12に設けた上向きの筒状突起12dを上プレートの通孔11cに挿通してその先端を上段の下プレートに設けた筒状突起12dに嵌め込み接合し、オイルパイプの両側に筒状突起による柱部材を形成して、他の部品を用いずにエレメント端部の剛性を維持する。
請求項(抜粋):
芯材の両面にろう材を配した上プレートと下プレート及びその間に配置される多孔波状のフィンプレートとからなり、上プレートの下向き皿状体部の両端部にオイルの入口または出口をなす上向きパイプ部をその外側半円部が皿状体部から張り出す状態に設け、それら張出し半円部の前後の両側に所定直径の通孔と、この通孔に挿通可能で下段の上プレートを突き抜ける高さの先細りな下向き筒状突起をそれぞれ上プレートの対角線上にあるように設け、また下プレートの上向き皿状体部の両端部にオイルの入口または出口をなす下向きパイプ部をその外側半円部が皿状体部から張出す状態に設け、それら張出し半円部の前後の両側に所定直径の通孔と、この通孔に挿通可能で上段の下プレートを突き抜ける高さの先細りな上向き筒状突起を上プレート両端部の通孔と筒状突起とは前後の位置を異ならせて設け、上記フィンプレートを介在させ、かつ上プレートの下向き筒状突起を下プレートの通孔に挿通すると共に下プレートの上向き筒状突起を上プレートの通孔に挿通して単一のチューブ体となし、上段チューブ体の下向き筒状突起の先端を下段チューブ体の下向き筒状突起に嵌め込み接合する一方、下段チューブ体の上向き筒状突起の先端を上段の上向き筒状突起に嵌め込み接合してチューブ体を複数段に積層し、最上段の上プレート両端のパイプ部上には補強板を接合すると共に最下段の下プレート両端のパイプ部下にはフランジを接合し、積層チューブ体の両端パイプ部の両側に下向き筒状突起及び上向き筒状突起による柱部材を形成したことを特徴とする多板式オイルクーラの冷却エレメント。
IPC (3件):
F28F 3/08 301 ,  F01M 5/00 ,  F28D 1/03
FI (3件):
F28F 3/08 301 A ,  F01M 5/00 H ,  F28D 1/03
Fターム (13件):
3G013BD10 ,  3G013DA16 ,  3L103AA01 ,  3L103AA05 ,  3L103AA11 ,  3L103AA36 ,  3L103BB39 ,  3L103CC02 ,  3L103CC09 ,  3L103DD12 ,  3L103DD53 ,  3L103DD58 ,  3L103DD97
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • オイルクーラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-019803   出願人:株式会社テネックス
  • 車両用のオイルクーラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-067416   出願人:株式会社テネックス
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-263529   出願人:昭和アルミニウム株式会社
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