特許
J-GLOBAL ID:201403062368481328

アルミニウムまたはアルミニウム合金材への純鉄の電気めっき方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 麦島 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-181143
公開番号(公開出願番号):特開2014-037587
出願日: 2012年08月17日
公開日(公表日): 2014年02月27日
要約:
【課題】アルミニウム材またはアルミニウム合金材に、亜鉛置換処理と無電解めっきを施すことなく純鉄を電気めっきする方法を提供する。【解決手段】アルミニウム材の自然酸化皮膜を水酸化ナトリウム水溶液で溶解除去し、表出した活性表面に希硝酸液を用いて極薄のパッシベーション膜を形成してから塩化第二鉄と塩化カルシウムを含む鉄めっき浴を用いて鉄を電気めっきする。本発明によれば、亜鉛置換処理や無電解めっきを行うことなく、アルミニウム材またはアルミニウム合金材に直接純鉄を電析することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る被めっき材をアルカリ浴に浸漬して、前記被めっき材の表面を被覆する自然酸化皮膜と前記自然酸化皮膜の表面に付着する油脂成分とを溶解除去することにより、前記被めっき材の表面が活性化した第1の中間処理材を製造する第1工程、前記第1の中間処理材を酸性浴に浸漬して、前記第1の中間処理材の表面に前記自然酸化皮膜よりも薄い酸化皮膜を製膜して第2の中間処理材を製造する第2工程、および前記第2の中間処理材を鉄めっき浴に浸漬して、前記第2の中間処理材を陰極とする電気めっきを行うことにより、前記第2の中間処理材の表面に純鉄を直接電析して鉄めっき材を製造する第3工程を必須工程として含み、かつ前記第1工程から第2工程への移行時、および第2工程から第3工程への移行時には水洗工程が介在していることを特徴とする、アルミニウムまたはアルミニウム合金材への純鉄の電気めっき方法。
IPC (3件):
C25D 5/30 ,  C25D 5/48 ,  C25D 3/20
FI (3件):
C25D5/30 ,  C25D5/48 ,  C25D3/20
Fターム (19件):
4K023AA14 ,  4K023BA08 ,  4K023CA09 ,  4K023DA02 ,  4K023DA06 ,  4K023DA07 ,  4K023DA08 ,  4K023EA01 ,  4K024AA04 ,  4K024BA06 ,  4K024CA01 ,  4K024CA03 ,  4K024CA04 ,  4K024CA06 ,  4K024DA03 ,  4K024DA04 ,  4K024DB04 ,  4K024DB10 ,  4K024GA01
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭52-063827
  • 特開平4-180594
  • 特開昭60-224735
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