特許
J-GLOBAL ID:201403063713768038

キャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 儀一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-206717
公開番号(公開出願番号):特開2014-061466
出願日: 2012年09月20日
公開日(公表日): 2014年04月10日
要約:
【課題】貝殻による礫層代替層の形成に際して粉砕・分級した貝殻の運搬などの作業工程を省略でき、礫層としての品質を充分に確保しつつ、施工作業を合理的、効率的かつ低コストにしうるキャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造を提供することを目的とする。【解決手段】粗粒物層の上部に細粒物層を構築し、両層の保水性の差異から上層の保水力と同様の高さまで側方集排水が促進制御できるキャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造であって、粗粒層の上部に小径の細粒物からなる細粒物層を構築してキャピラリーバリア多層地盤となし、下り傾斜の側方方向に集排水促進させてなる集排水制御構造において、貝殻層を形成し、振動を与えながら転圧して破砕貝殻層となし、上部に構築される細粒物層の細粒物が混入しない貝殻粒径及び粒度分布に形成し、破砕貝殻層で粗粒層の代替をしたことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
粗粒物層の上部に細粒物層を構築し、前記両層の保水性の差異から前記粗粒物層の上層にある細粒物層の保水力と同様の高さとなるまで側方集排水が促進制御できるキャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造であって、 前記粗粒層の上部に、前記粗粒物の粒径より小径の粒径をなす細粒物からなる細粒物層を構築してキャピラリーバリア多層地盤となし、該キャピラリーバリア多層地盤は、傾斜地盤として形成して下り傾斜の側方方向に集排水促進させてなるキャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造において、 前記粗粒物層の形成は、あらかじめ傾斜面として形成した傾斜基盤上に、所定の均一厚みにして乾燥させた貝殻を直接巻き出して所定厚みの貝殻層を形成し、前記貝殻層を、振動を与えながら転圧して破砕貝殻層となし、 前記破砕貝殻層の貝殻粒径及び粒度分布を、破砕貝殻層の上部に構築される細粒物層の細粒物が当該破砕貝殻層に混入しない貝殻粒径及び粒度分布に形成し、 前記貝殻粒径及び粒度分布に形成された破砕貝殻層で前記粗粒層の代替をした、 ことを特徴とするキャピラリーバリア多層地盤における集排水制御構造。
IPC (2件):
B09B 1/00 ,  B09B 3/00
FI (3件):
B09B1/00 F ,  B09B3/00 Z ,  B09B3/00 303Z
Fターム (11件):
4D004AA04 ,  4D004AA46 ,  4D004BA02 ,  4D004BB04 ,  4D004CA04 ,  4D004CA42 ,  4D004CA50 ,  4D004CB13 ,  4D004DA02 ,  4D004DA03 ,  4D004DA20
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
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