特許
J-GLOBAL ID:201403065051317548

金型構造及び樹脂成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 高明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-177724
特許番号:特許第5386020号
出願日: 2012年08月10日
要約:
【課題】キャビティ部を有する入れ子を、型板との間に断熱材を介して配設した構造にしても、成形上の不具合発生が抑制され金型の長寿命化が図れる金型構造を提供する。 【解決手段】固定型(1)は、固定側入れ子収容部(1R)と、固定側入れ子収容部(1R)に収容された固定側入れ子(50)と、固定側入れ子収容部(1R)と固定側入れ子(50)との間に配置された固定側断熱部材(54a〜54e)と、を有する。可動型(21)は、可動側入れ子収容部(21R)と、可動側入れ子収容部(21R)に収容された可動側入れ子(70)と、可動側入れ子収容部(21R)と可動側入れ子(70)との間に配置された可動側断熱部材(74a〜74e)と、を有する。固定側入れ子(50)及び可動側入れ子(70)は、キャビティの一部を形成するキャビティ部(51)(71)及びキャビティ部(51)(71)の近傍を通る熱媒体流通用の貫通孔(50c)(70c)を有する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 固定型及び可動型を備え、型締め状態で前記固定型と前記可動型とにより形成されるキャビティの内部に射出成形機からスプルーブッシュを介して樹脂が充填されることにより樹脂成形品を成形する金型構造であって、 前記固定型は、前記射出成形機のノズルが進入するノズル進入孔を有する固定側型板と、前記固定側型板に設けられた固定側入れ子収容部と、前記固定側入れ子収容部に収容された固定側入れ子と、前記固定側入れ子収容部と前記固定側入れ子との間に配置された固定側断熱部材と、を有し、 前記可動型は、可動側型板と、前記可動側型板に設けられた可動側入れ子収容部と、前記可動側入れ子収容部に収容された可動側入れ子と、前記可動側入れ子収容部と前記可動側入れ子との間に配置された可動側断熱部材と、を有し、 前記スプルーブッシュは、前記ノズル進入孔に臨み、かつ前記固定側断熱部材の外側に突出しないように設けられており、 前記固定側入れ子及び前記可動側入れ子は、前記キャビティの一部を形成するキャビティ部及び前記キャビティ部の近傍を通る熱媒体流通用の貫通孔を有していることを特徴とする金型構造。
IPC (2件):
B29C 33/38 ( 200 6.01) ,  B29C 45/26 ( 200 6.01)
FI (2件):
B29C 33/38 ,  B29C 45/26
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (12件)
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