特許
J-GLOBAL ID:201403072819772548

画像処理装置及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 和晃
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-112323
特許番号:特許第5500404号
出願日: 2013年05月28日
要約:
【課題】スケール不変性及び回転不変性を持つ局所特徴ベクトルを、より低い計算コストで求められるようにする。 【解決手段】第1特徴点から距離が小さい順の4個の特徴点を第2特徴点とし、第1特徴点と、第2特徴点のそれぞれとのペア特徴点を選択し(S1)、特徴点間距離Lを算出し、第1、第2特徴点を中心とする距離Lに比例した半径の第1、第2サンプリング円を決定し(S3)、各円周上の16個の画素のそれぞれを中心とする矩形画素領域のそれぞれの平均輝度I(Pi)、I(Qi)、i=0〜fを、直線Lの方向を基準として順にサンプリングし、これらのそれぞれと、第1、第2特徴点を中心とする矩形画素領域の平均輝度との差を、局所特徴ベクトルの成分としてこの順に並べる(S4)。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 プロセッサと、データ及びプログラムが格納される記憶装置とを備え、該データは濃淡画像を含み、該プログラムは該プロセッサに対し該データに含まれる複数の局所特徴量を生成させる特徴ベクトル生成プログラムを含む画像処理装置において、 該特徴ベクトル生成プログラムは該プロセッサに対し、 (a)該濃淡画像に対しコーナポイントである特徴点の座標を検出させ、 (b)検出された各特徴点である第1特徴点から近い順の所定数の第2特徴点のそれぞれと該第1特徴点とのペア特徴点を選択させ、 (c)各ペア特徴点について、該第1特徴点と該第2特徴点との間の距離Lを求めさせ、 (d)該第1特徴点を中心とし該距離Lに比例した第1半径の円周上の画素のうち等画素間隔のn個(n≧4)の画素のそれぞれを含む画素領域Pi、i=0〜n-1の平均第1輝度I(Pi)を、該距離Lの線方向を基準として所定順にサンプリングさせ、それぞれと該第1特徴点を含む画素領域の輝度との差と、 該第2特徴点を中心とし該距離Lに比例した第2半径の円周上の画素のうち等画素間隔のm個(m≧4)の画素のそれぞれを含む画素領域Qi、i=0〜m-1の平均第2輝度I(Qj)を、該距離Lの線方向を基準として所定順にサンプリングさせ、それぞれと該第2特徴点を含む画素領域の輝度との差と、 を成分とする、正規化された局所特徴ベクトルを求めさせ、 該画素領域の画素数の平方根は該距離Lに略比例していることを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
G06T 7/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06T 7/00 300 F
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 画像認識方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-254641   出願人:KDDI株式会社
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-153788   出願人:シャープ株式会社

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