特許
J-GLOBAL ID:201403076941525883

免疫グロブリン単一可変ドメインを伴うアッセイにおける非特異的タンパク質干渉を予測、検出及び低減するための技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (12件): 特許業務法人 津国 ,  津国 肇 ,  柳橋 泰雄 ,  伊藤 佐保子 ,  小澤 圭子 ,  三宅 俊男 ,  小國 泰弘 ,  田中 洋子 ,  生川 芳徳 ,  柴田 明夫 ,  後藤 孝明 ,  森田 慶子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-516387
公開番号(公開出願番号):特表2014-520134
出願日: 2012年06月25日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
ある種の具体的だが非限定的な態様では、本発明は、所定のISVが、本明細書において記載されるタンパク質干渉を受け、及び/又はアッセイ(例えば、ADA免疫アッセイなど)において(非特異的)シグナルを生じさせるかを予測するのに使用され得るアッセイに関する。このような予測アッセイは、例えば、所定のISVが、このようなタンパク質干渉及び/又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を有し得るかを試験するのに使用され得;このようなタンパク質干渉又はこのようなシグナルの発生の傾向がないか又は前記傾向がほとんどないISVを選択するのに使用され得;ISVに対するある種の改変が、このような干渉又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を(完全に又は部分的に)減少させるかを試験するのに使用され得るアッセイ又は試験として使用され得;及び/又は、このようなタンパク質干渉又はシグナルを生じさせる傾向を減少させるようにISVの改変又は改善をガイドするのに使用され得るアッセイ又は試験として使用され得る;-このようなタンパク質干渉又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を除去し、又は減少させるようにISVを改変及び/又は改善するための方法;-ISVに導入され得る改変であって、このようなタンパク質干渉又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を除去し、又は減少させる改変;-(例えば、本明細書において記載されるアッセイを使用して)特異的に選択されたISVであって、このようなタンパク質干渉又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を有しないか又は前記傾向が(より)低い/減少したISV;-改変及び/又は改善されたISVであって、このようなタンパク質干渉又はこのようなシグナルを生じさせる傾向を有しないか又は前記傾向が(より)低い/減少したISV。
請求項(抜粋):
免疫グロブリン単一可変ドメイン(ISV)であって、ナノボディであるか、又はVH配列を含む(すなわち、ナノボディ以外)、若しくはVH配列に由来するISVであり、配列VTVSS(X)nのC末端を有する免疫グロブリン単一可変ドメイン(ISV); 又はこのようなISV(好ましくはこのようなナノボディ)をそのC末端に含有するタンパク質若しくはポリペプチド。 ここで、式中: - n=1、2又は3(好ましくは1又は2)、各X=Ala又はGly;又は - n=1、2又は3(好ましくは1又は2)、各X=Ala;又は - n=1、2又は3(好ましくは1又は2)、各X=Gly;又は - n=2又は3、少なくとも1個のX=Ala又はGly(残りのアミノ酸残基Xは天然に存在する任意のアミノ酸から独立して選択されるが、好ましくはVal、Leu及び/又はIleから独立して選択される;又は - n=2又は3、1個以外のすべてのX=Ala又はGly(残りのアミノ酸残基Xは天然に存在する任意のアミノ酸から独立して選択されるが、好ましくはVal、Leu及び/又はIleから独立して選択される。
IPC (5件):
C07K 16/00 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50 ,  A61K 39/395
FI (5件):
C07K16/00 ,  G01N33/53 N ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  A61K39/395 Y
Fターム (12件):
2G045DA36 ,  2G045FB03 ,  4C085AA32 ,  4C085BB31 ,  4C085CC22 ,  4H045AA11 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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