特許
J-GLOBAL ID:201403079853675378
木造建築物用の接合金具及び木造建築物における木材の接合構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉川 晃司
, 吉川 明子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-036762
公開番号(公開出願番号):特開2014-163174
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】梁や柱等の躯体構成部材を引き抜こうとする力が極めて大きい場合でも十分に耐えることができ、躯体構成部材どうしを高い強度で接合することができる木造建築物用の接合金具及び木造建築物における木材の接合構造を提供する。【解決手段】一対の張出部44の左側面45は張出部収容部71、73の内側面に面どうしで当接しており、しかも、左側面45の面積は、梁Rの端面の面積の約15パーセントに設定されているので、柱Sから梁Rを引き抜こうとする力に対し抵抗力が発揮できて、この引き抜こうとする力が極めて大きい場合でも十分に耐えることが可能である。また、一対の張出部44はインサートナット50、雄ネジ81、雄ネジ83、ナット49等によって差し込み部20、接合板31と一体に連結された状態で梁Rに強固に固定されているので、梁側本体部3が梁Rから外れるのを完全に防止することができる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
木造建築物の一方の躯体構成部材の端面を他方の躯体構成部材に接合させて接合する木造建築物用の接合金具であり、第一本体部を前記一方の躯体構成部材に固定する第一固定手段と、第二本体部を他方の躯体構成部材に固定する第二固定手段と、前記第一本体部と第二本体部とを互いに接合する本体部連結手段とを有する木造建築物用の接合金具において、
前記第一本体部は一方の躯体構成部材に形成された切り込み部へ差し込まれて前記切り込み部内に位置する差し込み部を有し、
前記差し込み部に固定され前記端面に沿う方向へ張り出して前記切り込み部の前記端面に対向する側の内側面に当接する平面部を有する張出部を備えた木造建築物用の接合金具であって、
前記張出部は前記差し込み部に対して別部材であり、前記張出部を前記差し込み部に固定する張出部固定手段を具備して、前記差し込み部は前記一方の躯体構成部材の端面に形成された前記切り込み部の端面側から差し込まれ、且つ前記張出部材は前記一方の躯体構成部材の側面に形成された前記切り込み部の側面側から入れられて、前記張出部固定手段によって固定されることを特徴とする木造建築物用の接合金具。
IPC (2件):
FI (2件):
E04B1/58 508L
, E04B1/26 G
Fターム (17件):
2E125AA03
, 2E125AB12
, 2E125AC23
, 2E125AG03
, 2E125BA42
, 2E125BB03
, 2E125BB09
, 2E125BB13
, 2E125BC09
, 2E125BD01
, 2E125BE02
, 2E125BF03
, 2E125CA05
, 2E125CA44
, 2E125EA01
, 2E125EA17
, 2E125EA33
引用特許:
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