特許
J-GLOBAL ID:201403082850496562
ダイレクトメソッドにもとづく外国語会話学習システム
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-015545
公開番号(公開出願番号):特開2014-145976
出願日: 2013年01月30日
公開日(公表日): 2014年08月14日
要約:
【課題】ダイレクトメソッドにおける教師役をロボットに努めさせる言語学習法であって、より詳しくは、認識機能(聴聞機能と、環境認識機能と)と、表現機能(発声機能と、動作機能と、表示機能)を有し、学習言語のみ聴聞・発声するロボットが、学習言語のみを用いて生徒の外国語能力を向上させる外国語会話学習システムを提供する。【解決手段】認識機能に聴覚機能と、視覚機能を有し、表現機能に発声機能と、行動機能と、表示機能を有するロボットを教師ロボットに用いる。教師ロボットは学習者が学習する外国言語のみを話し、外国語のみを聞き取ることしかできない。教師ロボットはまず、学習者に外国語を発声させるよう誘導する1のシナリオを実行し、次いで、学習者がこの誘導に呼応して外国語を発声する。この時、教師ロボットは学習者の発声を分析して次に続くシナリオを作成し、これを実行に移す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
認識機能(聴覚機能と、視覚機能と)と、表現機能(発声機能と、行動機能と、表示機能)を有し、単一の外国言語のみ聞取・発話するロボットが、言語は前記外国言語のみを用いて学習者との対話等を介して該学習者の前記外国語能力を向上させるダイレクトメソッド外国語会話学習システムであって、
前記ロボットが認識機能と表現機能を作動させて、学習者に外国語を発声させるよう誘導する1つのシナリオを実行し、学習者が呼応して発声する外国語に応じて、次のシナリオを作成して実行する作業を反復するものであって、
前記ロボットのコントローラが、認識モジュール(1)と、表現モジュール(2)と、シナリオ(3)と、シナリオ理解度評価器(4)と、個人別既学習リスト(5)と、シナリオ生成器(6)と、個人識別器(7)とを有しており、
前記認識モジュール(1)が聴覚機能を実行する一つ以上のマイクと、学習者の状態・状況を認識する1つ以上の視覚センサからなり、
前記表現モジュール(2)が発声機能を実施するスピーカと、行動機能を実行する動作デバイスと、表示機能を実行する光学系デバイスからなり、
前記シナリオ(3)は、認識モジュール(1)からの情報とシナリオの内部状態により表現モジュール(2)への出力を決定し、
前記シナリオ理解度評価器(4)が、実行するシナリオにおいて学習者が示す反応から理解している外国語の単語と文法とその学習度を選び出し、
前記既学習リスト(5)が、シナリオ理解度評価器(4)で選び出した既学習単語や文法とその学習度を(個人別に)蓄積し、
前記シナリオ生成器(6)が、既学習リスト(5)と認識モジュール(1)に基づきシナリオを生成し更新し続け、最後には学習中止のシナリオを生成し、
前記個人識別器(7)が学習者が複数いる場合、既学習リスト(5)を個人別に蓄積し、シナ
リオ(3)においても誰が示す反応かを識別することを特徴とするダイレクトメソッド外国語会話学習システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
2C028AA03
, 2C028BB09
, 2C028BD03
引用特許:
審査官引用 (3件)
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語学研修用ロボット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-153259
出願人:アポロ精工株式会社
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外国語学習通信システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-281317
出願人:日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
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対話型ペットロボット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-073636
出願人:株式会社トミー
引用文献:
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