特許
J-GLOBAL ID:201403084468915540

トンネル覆工コンクリートの養生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 羽鳥 修 ,  前田 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-233517
公開番号(公開出願番号):特開2014-084613
出願日: 2012年10月23日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】脱型後の初期養生の期間に、表面温度及び表面湿度が所定の温度や湿度となるように制御して、初期ひび割れぼ発生を抑制できるトンネル覆工コンクリートの養生方法を提供する。【解決手段】コンクリート中に内部温度計30を埋設設置すると共に、内側表面に表面温度計31と表面湿度計32とを配設し、且つ、コンクリートの内側表面を覆って、湿潤水が供給される湿潤層27と加温用電熱材28と断熱層26を取り付けておき、表面湿度計32によって計測される湿度が80%以上となるように、制御装置33によって、湿潤層27への湿潤水の供給を制御し、表面温度計31によって計測される覆工コンクリート10の表面温度が、内部温度計30によって計測される、水和反応の進行に伴って変化する覆工コンクリート10の内部温度と等しいか又は近似する温度となるように、制御装置33によって、加温用電熱材28による湿潤層27の加温を制御する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
トンネル覆工型枠を設置してコンクリートを打設することにより、トンネルの内壁面を覆ってトンネル覆工コンクリートを形成する工事において、コンクリートを打設した後に、型枠を脱型するまでの間の型枠内養生工程に引き続いて行われる、加温湿潤養生工程で採用されるトンネル覆工コンクリートの養生方法であって、 打設されたコンクリートの中に内部温度計を埋設設置すると共に、打設されたコンクリートの表面に、表面温度計と表面湿度計とを配設し、 且つ、前記表面温度計と前記表面湿度計とを配設したコンクリートの表面を覆って、養生水が供給される湿潤層を設けると共に、該湿潤層に加温用電熱材を配置し、さらに該加温用電熱材が配置された前記湿潤層の表面を覆って断熱層を取り付けておき、 前記表面湿度計によって計測される湿度が80%以上となるように、制御装置によって、湿潤層への養生水の供給を制御し、前記表面温度計によって計測される覆工コンクリートの表面温度が、前記内部温度計によって計測される、水和反応の進行に伴って変化する覆工コンクリートの内部温度と等しいか又は近似する温度となるように、制御装置によって、前記加温用電熱材による前記湿潤層の加温を制御するトンネル覆工コンクリートの養生方法。
IPC (1件):
E21D 11/10
FI (1件):
E21D11/10 Z
Fターム (8件):
2D055BA05 ,  2D055BB02 ,  2D055CA01 ,  2D055CA03 ,  2D055CA08 ,  2D055DA08 ,  2D055LA05 ,  2D055LA06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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