特許
J-GLOBAL ID:201403084953165656

光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人光陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-193827
公開番号(公開出願番号):特開2014-048611
出願日: 2012年09月04日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】本発明の課題は、リターデーション値の発現性に優れ、湿度変動によるフィルムの厚さ方向のリターデーション値の変動が小さい光学フィルムを提供することである。また、当該光学フィルムを具備した耐湿熱性などの耐久性に優れた偏光板及び液晶表示装置を提供することである。【解決手段】少なくともセルロースエステルとリターデーション値を上昇させる機能を有する化合物を含有する光学フィルムであって、当該光学フィルムが、面内リターデーション値Ro(590)が30〜150nmの範囲内であり、厚さ方向のリターデーション値Rt(590)が、70〜300nmの範囲内であり、かつ相対湿度を20〜80%まで変化させたときの厚さ方向のリターデーション値Rt(590)の変化量(ΔRt(590))が、0〜10nmの範囲内である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
少なくともセルロースエステルとリターデーション値を上昇させる機能を有する化合物を含有する光学フィルムであって、当該光学フィルムが、下記条件1から条件3までの全ての条件を満たすことを特徴とする光学フィルム。 条件1:温度23°C、相対湿度55%の環境下で、波長590nmで測定した下式(i)で表される面内リターデーション値Ro(590)が30〜150nmの範囲内である。 式(i):Ro(590)=(nx-ny)×d 条件2:温度23°C、相対湿度55%の環境下で、波長590nmで測定した下式(ii)で表される厚さ方向のリターデーション値Rt(590)が、70〜300nmの範囲内である。 式(ii):Rt(590)={(nx+ny)/2-nz}×d 条件3:温度23°Cの環境下で、相対湿度を20〜80%の範囲まで変化させたときの厚さ方向のリターデーション値Rt(590)の変化量(ΔRt(590))が、0〜10nmの範囲内である。 〔式(i)及び式(ii)において、nxは、フィルムの面内方向において屈折率が最大になる方向xにおける屈折率を表す。nyは、フィルムの面内方向において、前記方向xと直交する方向yにおける屈折率を表す。nzは、フィルムの厚さ方向zにおける屈折率を表す。dは、フィルムの厚さ(nm)を表す。〕
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/133
FI (3件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/13363
Fターム (37件):
2H149AA06 ,  2H149AB02 ,  2H149AB12 ,  2H149AB13 ,  2H149BA02 ,  2H149DA02 ,  2H149DA12 ,  2H149DB22 ,  2H149EA02 ,  2H149EA22 ,  2H149FA02Y ,  2H149FA03W ,  2H149FA08Y ,  2H149FA12Y ,  2H149FA51Y ,  2H149FA57Y ,  2H149FA61 ,  2H149FD05 ,  2H149FD06 ,  2H149FD22 ,  2H149FD24 ,  2H149FD25 ,  2H191FA22X ,  2H191FA22Z ,  2H191FA30X ,  2H191FA30Z ,  2H191FB02 ,  2H191FB22 ,  2H191FB23 ,  2H191FC07 ,  2H191FC32 ,  2H191FC33 ,  2H191FD35 ,  2H191GA22 ,  2H191GA23 ,  2H191LA04 ,  2H191LA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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