特許
J-GLOBAL ID:201403085477437878

チェーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津野 孝 ,  小田 光春 ,  加藤 来
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-097835
公開番号(公開出願番号):特開2014-219040
出願日: 2013年05月07日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】弦振動を抑制しながら、逆屈曲の発生を防止することを含めて、逆屈曲を設定逆屈曲量に規制することが容易であり、しかも、逆屈曲を規制する際のチェーン構成部品同士の間での摩擦が低減することで、摩擦損失が低減し、かつ摩耗の低減により耐久性が向上するチェーンを提供する。【解決手段】サイレントチェーン100は、ガイド列101および非ガイド列102の逆屈曲を規制する1対の規制プレートCを備える。規制プレートCは、第1隣接ピン140を保持しているガイドプレート110に対して、第1隣接ピン140を中心として順屈曲方向および逆屈曲方向に屈曲不能である。規制プレートCには、第2隣接ピン150の順屈曲方向への移動を許容し、かつ、第2隣接ピン150との当接により第2隣接ピン150の逆屈曲方向への移動を阻止する逆屈曲側ストッパである逆屈曲側縁173を有する第2収容部170が設けられる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の第1リンクと複数の第2リンクと複数のピンとを備え、前記第1リンクが1対の保持プレートを有し、前記第2リンクが幅方向で前記1対の保持プレートの間に配置される1以上のインナプレートを有し、長手方向で隣り合う前記第1リンクおよび前記第2リンクが、前記インナプレートに挿入されると共に前記1対の保持プレートに保持される前記ピンにより屈曲可能に連結されていて、1以上のスプロケットに巻き掛けられて走行可能なチェーンにおいて、 長手方向に直線状態で連なる前記第1リンクおよび前記第2リンクが前記直線状態から前記スプロケットに巻き掛かるときの順屈曲方向とは逆の逆屈曲方向へ前記直線状態から屈曲する逆屈曲を規制する逆屈曲規制部を備え、 前記逆屈曲規制部が、前記インナプレートにおいて長手方向で隣り合う1対の前記ピンである第1隣接ピンおよび第2隣接ピンのうちの前記第1隣接ピンを保持している前記保持プレートまたは前記第1隣接ピンに対して、前記第1隣接ピンを中心として順屈曲方向および逆屈曲方向に屈曲不能であり、 前記逆屈曲規制部には、前記第2隣接ピンの順屈曲方向への移動を許容し、かつ、前記第2隣接ピンとの当接により前記第2隣接ピンの逆屈曲方向への移動を阻止するストッパを有する屈曲制御部が設けられることを特徴とするチェーン。
IPC (3件):
F16G 13/06 ,  F16G 13/04 ,  F16G 13/02
FI (4件):
F16G13/06 A ,  F16G13/04 ,  F16G13/02 E ,  F16G13/06 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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