特許
J-GLOBAL ID:200903042496493087
チェーンにおけるロッカージョイントピンの連結構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津野 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357547
公開番号(公開出願番号):特開2001-173732
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 リンクプレートに対するロッカージョイントピンの位置を適正に保つことができ、チェーンの逆反りを防止することができるロッカージョイントピンの連結構造を提供すること。【解決手段】 ロッカージョイントピン型サイレントチェーン10はガイドリンク列12と間接リンク列14とがロッカージョイントピン16で無端状に連結されてなる。ロッカージョイントピン16は、凸状円弧状転動面30と凹状背面32と上下一対の平坦面34,36とを有する。リンクプレート20のピン孔24は、両端側に形成された凸状シート面3と上下一対のピン位置規制面40,42と直線状屈曲変位許容面46と直線状逆反り阻止面48とを有する。この構造により、リンクプレート及びロッカージョイントピンの摩耗を抑制することができ、ロッカージョイントピンは上下方向への変位が規制されることにより、対向する長ピンの転動面及び短ピンの転動面が常に適正な位置で接触することになり、転動面の偏摩耗が低減される。
請求項(抜粋):
一対のピン孔を備えた第1列のリンクプレートと該第1列のリンクプレートに隣合って一対のピン孔を備えた第2列のリンクプレートとが一対のロッカージョイントピンにより連結され、前記リンクプレートが無端状に編成されたチェーンにおいて、それぞれのロッカージョイントピンが、円弧状転動面と、該円弧状転動面と反対側の背面と、前記円弧状転動面と前記背面の間に形成されて前記チェーン長手方向に延びる上下一対の平坦面とを有し、前記第1列及び第2列のリンクプレートのそれぞれのピン孔が、該リンクプレートの両端側に形成されて前記背面に当接するシート面と、該シート面に着座したロッカージョイントピンの平坦面に微小隙間で対向する上下一対のピン位置規制面と、前記上部位置規制面に連続して隣合うリンクプレートのピン孔のシート面に着座したロッカージョイントピンの平坦面と離間した屈曲変位許容面と、前記下部位置規制面に連続して隣合うリンクプレートのピン孔のシート面に着座したロッカージョイントピンの平坦面に微小隙間で対向する逆反り阻止面と、前記屈曲変位許容面と前記逆反り阻止面とに連続して隣合うリンクプレートのピン孔のシート面に着座したロッカージョイントピンの背面と離間した円弧面よりなる、チェーンにおけるロッカージョイントピンの連結構造。
IPC (2件):
FI (3件):
F16G 13/06 E
, F16G 13/06 B
, F16G 13/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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サイレントチエーン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平2-400944
出願人:ボーグ・ワーナー・オートモーティブ株式会社
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特許第2924915号
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動力伝達用チェーン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-234072
出願人:ボーグ・ワーナー・オートモーティブ株式会社
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動力伝達用チエーン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-240718
出願人:ボーグ・ワーナー・オートモーティブ株式会社
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動力伝達用チェーンのロッカージョイント構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-075316
出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・インコーポレーテッド
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特開昭52-110362
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