特許
J-GLOBAL ID:201103090979828120

サイレントチェーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津野 孝 ,  藤本 信男 ,  三宅 正之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-215709
公開番号(公開出願番号):特開2011-064269
出願日: 2009年09月17日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】サイレントチェーンのインナープレートの歯あるいはミドルプレートの歯がスプロケット歯に噛合い始めるとき、隣接するプレートから受ける反力を解消あるいは緩和して衝突音を低減するとともに、繰り返し荷重を緩和して長寿命化を図るサイレントチェーンを提供すること。【解決手段】2本のロッカーピン141、142をロッカー面を対抗させてインナープレート110およびミドルプレート120のピン孔111、121に挿入して連結したサイレントチェーン100において、インナープレート110およびミドルプレート120の一対のピン孔111、121が長孔のピン孔であり、長孔のピン孔の拡大部の寸法が、2本のロッカーピン141、142を対向接触させたままチェーンを最大屈曲させた際に最遠部が遠ざかる距離より大きいこと。【選択図】図3
請求項(抜粋):
一対のピン孔および一対の歯を有するインナープレートおよびミドルプレートを非ガイド列およびガイド列に複数配列するとともに、該ガイド列の最外に一対のピン孔を有するガイドプレートを配置し、前記非ガイド列に配列したインナープレートと前記ガイド列に配列したミドルプレートとを指組状に組み合わせて、前記凸円弧状のロッカー面を有する2本のロッカーピンを、該ロッカー面を対抗させて前記インナープレートおよびミドルプレートのピン孔に挿入して連結したサイレントチェーンにおいて、 前記インナープレートおよびミドルプレートの一対のピン孔が該インナープレートおよびミドルプレートの内側方向に拡大された長孔のピン孔であり、チェーンに張力を作用して直線状に真っ直ぐに伸びた状態で隣り合うピン孔の2本のロッカーピンの接触点間距離が全て等しいチェーン基準ピッチであり、 前記インナープレートおよびミドルプレートの長孔のピン孔の拡大部の寸法が、2本のロッカーピンを対向接触させたままチェーンを最大屈曲させた際に最遠部が遠ざかる距離より大きいことを特徴とするサイレントチェーン。
IPC (2件):
F16G 13/04 ,  F16G 13/06
FI (2件):
F16G13/04 ,  F16G13/06 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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