特許
J-GLOBAL ID:201403086939817627

距離継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-090252
公開番号(公開出願番号):特開2014-217106
出願日: 2013年04月23日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】事故相以外の健全相の短絡距離継電器のオーバーリーチによる不要動作を確実に防止するとともに、三相事故に対する遮断指令の高信頼度化が可能な距離継電装置を少ない演算負荷で実現する。【解決手段】インピーダンス演算部は、短絡距離継電器の設置点での各2相間のインピーダンス値を、電力系統の対応する2相から得られた電圧および電流を用いて算出する。事故検出部30は、インピーダンス演算部が算出した各2相間のインピーダンス値と予め定められた整定値とを比較し、各2相間のインピーダンス値が短絡距離継電器の保護範囲内であるときに遮断器への遮断指令を出力する。オーバーリーチ判定部50は、各2相間のインピーダンス値を相互比較し、第1の相のインピーダンス値が第2の相のインピーダンス値の所定倍以上となる場合に、事故検出部30が出力する第1の相に対する遮断指令を無効とするように構成される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
電力系統のインピーダンス値に応じて当該電力系統の短絡事故を検出する短絡距離継電器を備える距離継電装置であって、 前記短絡距離継電器の設置点での各2相間のインピーダンス値を、前記電力系統の対応する2相から得られた電圧および電流を用いて算出するためのインピーダンス演算手段と、 前記インピーダンス演算手段が算出した各2相間のインピーダンス値と予め定められた整定値とを比較し、前記各2相間のインピーダンス値が前記短絡距離継電器の保護範囲内であるときに遮断器への遮断指令を出力するための事故検出手段と、 前記各2相間のインピーダンス値を相互比較し、第1の相のインピーダンス値が第2の相のインピーダンス値の所定倍以上となる場合に、前記事故検出手段が出力する前記第1の2相間に対する前記遮断指令を無効とするように構成されたオーバーリーチ判定手段とを備える、距離継電装置。
IPC (1件):
H02H 3/40
FI (2件):
H02H3/40 D ,  H02H3/40 E
Fターム (7件):
5G058EE01 ,  5G058EF02 ,  5G058EF03 ,  5G058EG09 ,  5G058EH02 ,  5G058EH03 ,  5G058FF02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 短絡距離継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-222622   出願人:株式会社東芝, 東芝システムテクノロジー株式会社
  • 距離継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-291967   出願人:株式会社東芝, 東芝システムテクノロジー株式会社

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