特許
J-GLOBAL ID:201403089413615263
酵素阻害物質を除去する工程を経由する糖の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
白崎 真二
, 阿部 綽勝
, 勝木 俊晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-235103
公開番号(公開出願番号):特開2014-083003
出願日: 2012年10月24日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】簡単な工程でセルラーゼ活性阻害物質を十分に除去することができ、且つ高収率で糖が得られる糖の製造方法を提供すること。【解決手段】本発明は、セルロース系バイオマスから糖を製造する方法であって、水にセルロース系バイオマスを加え、煮沸する煮沸工程と、煮沸した第1混合液を冷却する冷却工程と、冷却した第1混合液に加水分解酵素を加え、温度30〜50°Cで撹拌することにより加水分解する第1分解工程と、第1混合液を、水可溶画分と水不溶画分とに分離する分離工程と、水可溶画分を、吸着担体に接触させ、精製水可溶画分とする接触工程と、該精製水可溶画分を、水不溶画分に加えて第2混合液とし、該第2混合液を、温度30〜50°Cで撹拌することにより加水分解する第2分解工程と、を備え、接触工程において、水可溶画分を吸着担体に接触させることにより、セルラーゼ活性阻害物質が吸着担体に付着され該水可溶画分から除外される糖の製造方法である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セルロース系バイオマスから糖を製造する方法であって、
水にセルロース系バイオマスを加え、煮沸する煮沸工程と、
煮沸した第1混合液を冷却する冷却工程と、
冷却した第1混合液に加水分解酵素を加え、温度30〜50°Cで撹拌することにより加水分解する第1分解工程と、
前記第1混合液を、水可溶画分と水不溶画分とに分離する分離工程と、
前記水可溶画分を、吸着担体に接触させ、精製水可溶画分とする接触工程と、
該精製水可溶画分を、前記水不溶画分に加えて第2混合液とし、該第2混合液を、温度30〜50°Cで撹拌することにより加水分解する第2分解工程と、
を備え、
前記接触工程において、前記水可溶画分を吸着担体に接触させることにより、セルラーゼ活性阻害物質が吸着担体に付着され該水可溶画分から除外される糖の製造方法。
IPC (3件):
C12P 19/00
, C12P 7/56
, C12P 7/06
FI (3件):
C12P19/00
, C12P7/56
, C12P7/06
Fターム (13件):
4B064AC03
, 4B064AD33
, 4B064AF01
, 4B064CA21
, 4B064CB07
, 4B064CD22
, 4B064CD24
, 4B064CD30
, 4B064CE08
, 4B064CE09
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4B064DA16
引用特許:
引用文献:
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