特許
J-GLOBAL ID:201403090057859193
真空ゲート弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, 久野 琢也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-272305
公開番号(公開出願番号):特開2014-129879
出願日: 2013年12月27日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】単純に構成された駆動部と、真空領域内の僅かな粒子発生と、シールの僅かな摩耗と、高い耐荷重性と、良好なメンテナンス性とにより優れている真空ゲート弁を提供する。【解決手段】真空領域(11)の外側に配置された駆動ユニット(7)を有する真空ゲート弁に関する。駆動ユニットは、閉鎖プレート(4)を弁ロッド(6)により開放位置(O)から中間位置(I)へ、かつ中間位置(I)から閉鎖位置(C)へ移動可能である。弁ロッドは、ガイド(22)により長手方向軸線(8)および横方向軸線(9)に対して平行にガイドされる移動部分(14)に結合され、駆動ユニット(7)は、調節部材(16)を有するリニアアクチュエータ(15)を有している。調節部材(16)と移動部分とは斜面結合部を介して連結され、移動部分には長手方向の閉鎖方向(z)に対して斜めに向けられた力が作用させられる。【選択図】図1a
請求項(抜粋):
開口(2)と、該開口(2)を取り囲んで延びる弁座(3)とを有する弁壁部(1)と、
前記開口(2)をほぼ気密に閉鎖する閉鎖面(5)を備えた閉鎖プレート(4)と、
前記閉鎖プレート(4)を支持する少なくとも1つの弁ロッド(6)と、
前記少なくとも1つの弁ロッド(6)に連結された駆動ユニット(7)と、
が設けられた真空ゲート弁であって、
前記駆動ユニット(7)は、以下のように形成されている、すなわち
前記閉鎖プレート(4)が、
ほぼ幾何学的な長手方向軸線(8)に沿った、長手方向の閉鎖方向(z)への前記少なくとも1つの弁ロッド(6)の移動により、
前記閉鎖プレート(4)が前記開口(2)を開放している開放位置(O)から、
前記閉鎖プレート(4)が前記開口(2)を覆い、かつ前記閉鎖面(5)が前記弁座(3)に対して間隔を置いた対向位置に位置している中間位置(I)へ、かつ
ほぼ前記長手方向軸線(8)に対して直角に延びる幾何学的な横方向軸線(9)に沿った、横方向の閉鎖方向(y)への前記少なくとも1つの弁ロッド(6)の移動により、
前記中間位置(I)から、
前記閉鎖プレート(4)の前記閉鎖面(5)が前記弁座(3)に対してほぼ垂直に押し当てられていて、前記開口(2)をほぼ気密に閉鎖している閉鎖位置(C)へと移動可能であり、かつ戻るように移動可能であるようになっており、
弁ケーシング(10)が設けられており、該弁ケーシング(10)は、前記開口(2)、前記弁座(3)および前記閉鎖プレート(4)が配置されている真空領域(11)を備え、前記少なくとも1つの弁ロッド(6)は、前記弁ケーシング(10)の少なくとも1つの気密な貫通部(13)を通って、前記真空領域(11)から、該真空領域(11)の外側に位置する駆動領域(12)へ、前記長手方向軸線(8)および前記横方向軸線(9)に沿って運動可能であるように貫通ガイドされており、前記駆動領域(12)内に前記駆動ユニット(7)が配置されている、真空ゲート弁において、
前記少なくとも1つの弁ロッド(6)は、前記駆動ユニット(7)の、前記駆動領域(12)内に配置された移動部分(14)に固定的に結合されており、
前記駆動ユニット(7)のガイド(22)によって前記駆動領域(12)内で、前記移動部分(14)は、
前記閉鎖プレート(4)が前記開放位置(O)に位置している第1の位置(PO)と、前記閉鎖プレート(4)が前記中間位置(I)に位置している第2の位置(PI)との間では、前記長手方向軸線(8)に対して平行に旋回不能にガイドされて、かつ前記長手方向軸線(8)に沿って移動可能であり、前記ガイド(22)は、前記長手方向の閉鎖方向(z)への前記移動部分(14)のさらなる移動を、前記第2の位置(PI)への到達時にブロックしており、かつ
前記第2の位置(PI)と、前記閉鎖プレート(4)が前記閉鎖位置(C)に位置している第3の位置(PC)との間では、前記横方向軸線(9)に対して平行に旋回不能にガイドされて、かつ前記横方向軸線(9)に沿って移動可能であり、
前記駆動ユニット(7)は、前記長手方向軸線(8)に対して平行に直線的に移動可能な調節部材(16)を備えたリニアアクチュエータ(15)を有しており、
前記調節部材(16)は、前記移動部分(14)に、傾斜結合部(17a;17b)を介して機械的に連結されていて、
前記調節部材(16)は、前記長手方向の閉鎖方向(z)への直線移動時に、前記長手方向の閉鎖方向(z)に対して斜めに向けられた力を、前記移動部分(14)に、前記長手方向の閉鎖方向(z)の力成分および前記横方向の閉鎖方向(z)の力成分を以て、前記移動部分(14)を前記第1の位置(PO)から前記第2の位置(PI)へ、かつ前記第2の位置(PI)から前記第3の位置(PC)へ移動させるために作用させ、
前記長手方向の閉鎖方向(z)への前記調節部材(16)の直線移動により、前記移動部分(14)が前記第2の位置(PI)において長手方向の閉鎖方向(z)でブロックされている場合に、前記移動部分(14)の、前記横方向の閉鎖方向(y)での第3の位置(PC)への移動が行われる、ことを特徴とする、真空ゲート弁。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
3H053AA22
, 3H053AA25
, 3H053AA31
, 3H053AA35
, 3H053BA22
, 3H053BD03
, 3H053DA09
, 3H066AA03
, 3H066BA12
, 3H066BA17
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
無摺動ゲート弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-159343
出願人:入江工研株式会社
-
真空バルブの制御方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2010-517233
出願人:バットホールディングアーゲー
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