特許
J-GLOBAL ID:201403098202929929

測定方法及び表面プラズモン増強蛍光測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鷲田 公一 ,  木曽 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-223100
公開番号(公開出願番号):特開2014-025951
出願日: 2013年10月28日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】非特異吸着が生じている状態においても、特異吸着による信号を分離し、S/N比を向上させることが可能な表面プラズモン増強蛍光測定装置の測定方法を提供する。【解決手段】アナライトが特異的に反応する1次抗体が固定化された反応場に捕捉された抗体に、振動付与手段により振動を与える。金属薄膜の一方の面に励起光を照射し、他方の面側の電場を増強させることにより前記抗体に付された蛍光物質を励起させる。前記蛍光物質からの蛍光を測定し、出力信号を周波数解析することにより検体の分析を行う。振動付与手段により振動を与えるステップでは、金属薄膜とITO基板との間に電圧を印加することにより、前記反応場に捕捉された抗体に振動を与える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
金属薄膜が設けられた反応場に所定の周波数で振動を与える振動付与手段を有する表面プラズモン増強蛍光測定装置を用いた測定方法であって、 アナライトが特異的に反応する1次抗体が固定化された前記反応場に捕捉された抗体に、前記振動付与手段により振動を与えるステップと、 前記金属薄膜の一方の面に励起光を照射し、他方の面側の電場を増強させることにより前記抗体に付された蛍光物質を励起させるステップと、 前記蛍光物質からの蛍光を測定し、出力信号を周波数解析することにより検体の分析を行うステップと、を有し、 前記振動付与手段は、前記反応場に対向する位置に配置されたITO基板を含み、 前記振動付与手段により振動を与えるステップでは、前記金属薄膜と前記ITO基板との間に電圧を印加することにより、前記反応場に捕捉された抗体に振動を与えることを特徴とする測定方法。
IPC (1件):
G01N 21/64
FI (1件):
G01N21/64 F
Fターム (22件):
2G043AA01 ,  2G043BA14 ,  2G043BA15 ,  2G043BA16 ,  2G043CA04 ,  2G043CA07 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043HA01 ,  2G043JA02 ,  2G043JA03 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA09 ,  2G043LA02 ,  2G043LA03 ,  2G043MA01 ,  2G043NA01 ,  2G043NA06
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る