特許
J-GLOBAL ID:201403099782000529

熱交換用のパイプの埋設方法及び埋設用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 涌井 謙一 ,  鈴木 正次 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-289161
公開番号(公開出願番号):特開2014-129705
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】パイプに流体を循環させて地下の深い位置の熱を地上に回収するシステムで、既製杭とパイプを安全かつ効率的に連結して、必要深さまでパイプを埋設する。【解決手段】既製杭1Cの下端部に固定した中空U字状の下端パイプ保持具10をパイプ30A、30Aを接続して、地上32から地盤を掘削して杭穴33を形成し、杭穴33内に既製杭1Cを下降する(a)(b)。上端パイプ保持具20でパイプ30Aを係止した既製杭1Aの上端部を地上32で保持し、上方からパイプ30Cを内装した既製杭1Cを下降する(c)。続いて、パイプ30Aとパイプ30Cとを接続して(d)、X字状の上端パイプ保持具20を折り畳んで取り外し、既製杭1Cと既製杭1Cとを連結する。連結した既製杭1C、1Bを下降して(e)、以下必要数の既製杭1を連結して、既製杭と共に、パイプを杭穴33内に埋設する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
中空部を有する既製杭の該中空部に、流体を循環させて熱交換ができるパイプを配置して、前記既製杭の複数本を地中に埋設することにより既製杭をパイプを埋設する方法であって、以下のように構成したことを特徴とする熱交換用パイプの埋設方法。 (1) 「最下端の既製杭」の下端部に、略U字状の中空の下端パイプ保持具の1つ又は複数を、2つの開口を上に向けて、上昇を規制して取り付ける。 「最下端の既製杭」の中空部に、前記下端保持具に対応して、2本の熱交換用のパイプを配置し、各パイプの下端を前記下端パイプ保持具の開口にそれぞれ連結し、前記各パイプの上部及び/又は中間部で、前記パイプが前記既製杭の中空部内で所定位置に保つように、前記既製杭に設けた中間保持具に係止する。前記各パイプの上端を前記既製杭の上端付近に位置させる。 (2) 最下端以外に位置する「他の既製杭」の中空部に、前記最下端の既製杭と同じ位置に熱交換用のパイプを配置し、前記各パイプを前記既製杭の中空部内で所定位置に保つように、前記既製杭に設けた中間保持具に係止する。 (3) 地上から形成された杭穴内に、「最下端の既製杭」を下降して、「最下端の既製杭」の上端部を地上付近で保持する。 (4) 「最下端の既製杭」の上方から「他の既製杭」を下降して、他の既製杭のパイプの下端を、対応する「最下端の既製杭」のパイプの上端に連結する。 (5) 続いて、「他の既製杭」を「最下端の既製杭」に載せて、「他の既製杭」を「最下端の既製杭」とを通常の手段により連結する。 (6) 連結した「他の既製杭」と「最下端の既製杭」を下降して、必要ならば、前記「他の既製杭」の上端に、さらに別の「他の既製杭」を連結すると共に両既製杭のパイプを連結して、必要数の「他の既製杭」及び「最下端の既製杭」とを前記杭穴内に埋設する。 (7) 最上に位置する「他の既製杭」のパイプの上端に、地上に設置した熱交換用に必要なパイプを連結する。
IPC (2件):
E02D 5/24 ,  F24J 3/08
FI (2件):
E02D5/24 101 ,  F24J3/08
Fターム (6件):
2D041AA02 ,  2D041BA19 ,  2D041CB06 ,  2D041DB02 ,  2D041DB03 ,  2D041FA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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