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J-GLOBAL ID:201502201841374997   整理番号:15A1262096

多様なコーティング性能をもつ多重感染予防のためのポリ-γ-グルタミン酸系材料

Poly-γ-glutamate-based Materials for Multiple Infection Prophylaxis Possessing Versatile Coating Performance
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号: 10  ページ: 24588-24599 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ポリ-γ-グルタミン酸(PGA)は,ナイロン様骨格とポリアクリル酸様のカルボキシル基を持ち,水への溶解性が非常に高い。本研究では,カチオン性界面活性剤であるヘキサデシル(HDP),ドデシルピリジニウム,ベンザルコニウム,およびベンゼトニウムを使用した水不溶性PGAイオン錯体(PGAICs)の効果的な合成および構造解析を行った。筆者らは,異なる材料(すなわち,プラスチック,金属,セラミック)表面への自発的なコーティング性能を,強力な抗ブドウ球菌剤および抗カンジダ剤として証明した。黄色ブドウ球菌に対するテストは,材料の種類を問わず,PGAICsは,浸水処理後であっても表面抗菌活性を保持することを示した。一方,Candida albicansに対しては,PGAICsのうち,PGA/HDP複合体が,そのコーティング安定性から抗菌剤として最も有用であった。また,PGA/HDPでコーティングされた表面のインフルエンザAおよびBウイルスに対する対数減少値は,それぞれ,5.4および3.2であると推定されたことから,インフルエンザの感染を劇的に抑制できることが示唆された。これは,筆者らの知る限りPGAに基づいた抗ウイルスコーティングとして初の報告である。(翻訳著者抄録)
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医用素材 
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