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J-GLOBAL ID：201502201935850546   整理番号：15A0222314

κ³-SNSチオアミドピンサー型配位子を有するニトロシルとカルベン鉄錯体

Nitrosyl and carbene iron complexes bearing a κ³-SNS thioamide pincer type ligand

著者 (6件)： SUZUKI Tatsuya (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  MATSUMOTO Jun (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  KAJITA Yuji (Aichi Inst. of Technol., Toyota, JPN) ,  INOMATA Tomohiko (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  OZAWA Tomohiro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  MASUDA Hideki (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 44  号： 3  ページ： 1017-1022  発行年： 2015年01月21日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトロシルとカルベン配位子での置換反応による,極めてまれなニトロシルとカルベン錯体の合成について報告する。³-SNSチオアミドピンサー配位子の,2,6-ビス(N-2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-イソプロピルフェニルイミノチオラート)ピリジン(L^DPM)を有する,モノキレート鉄錯体の[Fe(THF)₂(κ³-L^DPM)]は,それぞれN-複素環カルベン(NHC)とNO分子との置換反応により,[Fe(NHC)(κ³-L^DPM)](1)と[Fe(NO)₂(κ³-L^DPM)](2)をもたらした。錯体1はユニークな平面正方形のFe(II)錯体であり,また錯体2は三方両錐形状であることが判明した。¹H NMRスペクトルは,錯体2がCD₂CL₂中で反磁性であることを示した。

シソーラス用語： *有機硫黄化合物 ,  *ニトロシル化合物 ,  カルベン ,  窒素複素環化合物 ,  *カルベン錯体 ,  *鉄錯体 ,  置換反応 ,  反磁性 ,  キレート化合物 ,  陽子磁気共鳴
準シソーラス用語： N-複素環カルベン ,  *チオアミド類 ,  ピリジン誘導体

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (2件)： 2,6-ビス(2,6-ジベンズヒドリル-4-イソプロピルフェニルイミノメルカプトメチル)ピリジン ,  2,6-ビス(2,6-ジイソプロピルフェニルチオカルバモイル)ピリジン

タイトルに関連する用語 (6件)： SNS ,  チオアミド ,  ピンサー型配位子 ,  シル ,  カルベン ,  鉄錯体