文献
J-GLOBAL ID:201502202005609102   整理番号:15A0954108

短報:水牛乳のCSN遺伝子型と詳細な蛋白質成分を評価するためのフーリエ変換赤外分光法の予測力

Short communication: Predictive ability of Fourier-transform mid-infrared spectroscopy to assess CSN genotypes and detailed protein composition of buffalo milk
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 6583-6587  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,水牛乳中のカゼイン(CN)含量とホエー蛋白質分画の予測のためにフーリエ変換赤外分光法(FT-MIR)の適応性をテストすることであった。水牛乳サンプルスペクトルは,MilkoScan FT2(Foss,ヒレレズ,デンマーク)を用いて,5000から900波数Xcm<sup>-1</sup>のスペクトルの範囲で収集した。CSN1S1とCSN3遺伝子型と同様に,蛋白質分画の含量は,逆相高速液体クロマトグラフィーによって評価した。クロス検証(1-VR)において,最高の決定係数は総蛋白質とCN(1-VR=0.92)の含量(乳のg/L)が得られ,次に総ホエー蛋白質,α<sub>S2</sub>-CN(それぞれ,0.87,0.77,0.63の1-VR)が得られた。反対に,α<sub>S1</sub>-CN,γ-CN,グリコシル化-κ-CN,総κ-CNの含量,およびホエー蛋白質分画は,低い精度(1-VR<0.51)で予測された。蛋白質分画が,総蛋白の割合として表現され,1-VR値は0.61(β-CN)を超えることはなかった。観測値の56%と70%のみが,それぞれCSN1S1とCSN3遺伝子型の2群の各で,判別分析によって正しく分類された。結果は,高精度での詳細な乳中蛋白質成分の予測が必要な場合,FT-MIR分光が適用できないことを示した。予測は,FT-MIR予測と乳中蛋白質成分間の遺伝相関が十分に高く,蛋白質分画の含量の予測が予測された総蛋白質含量から十分に独立している場合,選択的育種の指標形質として役割を果たす可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  飼育動物の育種 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る