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J-GLOBAL ID：201502202093943270   整理番号：15A0942673

ビーム偏向及び吸収スペクトロスコピー法による水生植物に及ぼす酸性溶液の影響に関する比較研究

Comparative Studies on Effects of Acid Solutions on Aquatic Plants by Beam Deflection and Absorbance Spectroscopy Methods

著者 (3件)： WU Xing-zheng (Dep. of Life, Environment and Materials Sci., Fukuoka Inst. of Technol.) ,  NIE Liangjiao (Dep. of Life, Environment and Materials Sci., Fukuoka Inst. of Technol.) ,  INOUE Tomomi (National Inst. for Environmental Studies)
資料名： Analytical Sciences  (Analytical Sciences)
巻： 31  号： 8  ページ： 837-840 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0673B  ISSN： 0910-6340  CODEN： ANSCEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビーム偏向及び吸収スペクトロスコピーによって水生植物に及ぼす酸性溶液の影響を調べ,その結果を比較した。水生植物Egeria densa及びCeratophyllum demersum Lをモデル植物とした。吸収実験では植物断片を20mL HCl溶液にビーカーに加え,HCl溶液の吸収を30min毎に測定した。ビーム偏向実験では対物レンズによってHe-Neレーザからのプローブビームを培養皿上のHCl溶液中の植物近傍に集束し,プローブビームの偏向信号を位置センサでモニタリングした。植物浸漬HCl溶液の吸収スペクトルは410nm以下の吸収を示し,いくつかの化合物の植物からHCl溶液への漏出を示唆していた。異なるpHレベルで浸漬時間による吸収及び偏向信号の変化を調べた。時間による吸収及び偏向信号の変化傾向は類似していたが,吸収変化は約2~3h遅延していた。吸収法では水生植物のpH5.0 HCl溶液での影響を検出できず,偏向法では可能であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *吸収スペクトル ,  *偏向 ,  *吸光分光分析 ,  *水生植物 ,  トチカガミ科 ,  離弁花類 ,  レーザビーム ,  レーザ照射 ,  浸漬 ,  位置センサ ,  pH依存性 ,  時間依存性 ,  比較試験 ,  塩酸 ,  プローブ
準シソーラス用語： Ceratophyllum demersum ,  Egeria densa ,  ビーム偏向

分類 (2件)： 分光分析  (CC03012W) ,  植物の生化学  (EH01050J)

引用文献 (9件)：

• 1. R. W. Ferenbaugh, Am. J. Bot., 1976, 63, 283.
• 2. L. S. Evans, K. F. Lewin, C. A. Conway, and M. J. Patti, New Phytol., 1981, 89, 459.
• 3. I. J. Hindawi, Am. J. Bot., 1980, 67, 168.
• 4. X.-Z. Wu, T. Nakaoka, T. Inoue, and H. Inoue, Sens. Actuators, A, 2009, 155, 241.
• 5. L. Nie, M. Kuboda, T. Inoue, and X.-Z. Wu, J. Environ. Sci., 2013, 25 (Suppl.), S93.

タイトルに関連する用語 (5件)： ビーム偏向 ,  スペクトロスコピー ,  水生植物 ,  酸性溶液 ,  研究