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J-GLOBAL ID：201502203032253269   整理番号：15A0696901

チタンドープヒドロキシアパタイト光触媒の開発と実用化

著者 (4件)： 若村正人 (富士通研) ,  吾妻勝浩 (富士通) ,  土井修一 (富士通研) ,  長沼靖雄 (富士通研)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 50  号： 6  ページ： 492-493  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,光触媒として高い性能を有する酸化チタンと生体適合性に優れたヒドロキシアパタイト(HAp)を組み合わせることで,有機汚染物質の分解のための光触媒(Ti-HAp)を開発した。本稿でその概要を記した。まず,その動機としてのウィルスや菌類などの吸着能力に優れた新しい光触媒材料の発見と活性発現機構の解明について述べ,Ti-HApの発見とそのキャラクタリゼーション,光触媒活性発現機構および可視光応答型への展開を示した。また,この発明のライセンシングによる適用拡大(空気浄化フィルタ,抗菌製品,応用展開)についても記した。

シソーラス用語： 光触媒 ,  *酸化チタン ,  *ヒドロキシアパタイト ,  *触媒活性 ,  有機物 ,  吸着 ,  可視光 ,  分解 ,  分解反応 ,  抗細菌作用
準シソーラス用語： *光触媒活性 ,  有機物分解

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  光化学反応  (CB08020F)

引用文献 (4件)：

• M. Wakamura, K. Hashimoto and T. Watanabe, Langmuir., 19, 3428-3431 (2003).
• N. Yoshida, T. Ishida, C. Saiki, M. Wakamura, H. Osaki, K. Hashimoto and T. Watanabe, Chemistry Letters, 34, 1666-1667 (2005).
• M. Tsukada, M. Wakamura, N. Yoshida and T. Watanabe, Journal of Molecular Catalysis A: Chemical, 338, 18-23 (2011).
• M. Wakamura, H. Tanaka, Y. Naganuma, N. Yoshida and T. Watanabe, Advanced Powder Technology, 22, 498-503 (2011).

タイトルに関連する用語 (3件)： 光触媒 ,  開発 ,  実用化