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J-GLOBAL ID：201502203181279247   整理番号：15A1288963

蜜蜂によってハーブ蜜に加えられた植物フレーバー類検出のためのHS-SPME及び超音波溶媒抽出の評価: 起源追求可能なバイオマーカー

Evaluation of HS-SPME and ultrasonic solvent extraction for monitoring of plant flavours added by the bees to herbhoneys: traceability biomarkers

著者 (3件)： KUS Piotr Marek (Wroclaw Medical Univ., Wroclaw, POL) ,  MARIJANOVIC Zvonimir (Marko Marulic Polytechnic in Knin, Knin, HRV) ,  JERKOVIC Igor (Univ. Split, Split, HRV)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 32  号： 11  ページ： 1761-1771  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハーブ蜜(HH)は蜜蜂に蔗糖液,植物抽出物や果汁を与えて得た蜂蜜様の製品で,新規な蜜蜂製品とされる。7種の植物起源による21種のHHについて,揮発物組成の特徴を,超音波溶媒抽出(USE)とヘッドスペース固相微量抽出(HS-SPME),GC-FID/MSで調べた。HHは植物起源によって組成に顕著な差異があり,追跡可能なバイオマーカーが得られた。高頻度成分は,コーヒーHHではカフェイン及びt-リナロールオキシド,パインではα-テルピネオール及び酢酸ボルニルであり,タイム,レモンなどにもそれぞれ特徴があった。アロエやイラクサのHHは特徴がない。シリンギ酸メチルは全HHに存在し,タイムに多かった。HHの揮発成分は類似性とハーブによる特異性を有し,また蜜蜂の作用で変換された芳香成分や植物化学成分を含み,天然蜂蜜との類似性を有した。しかし,一般的にHHの揮発成分は少なめであった。

シソーラス用語： ミツバチ ,  ハーブ ,  *植物性香料 ,  植物性生薬 ,  フレーバー ,  ヘッドスペース ,  GC-MS分析 ,  *バイオマーカー ,  *蜂蜜 ,  果汁 ,  揮発分 ,  溶媒抽出 ,  固相抽出 ,  コーヒー ,  アロエ属 ,  イラクサ科 ,  類似性 ,  芳香成分 ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  架橋化合物 ,  脂環式アルコール ,  二環モノテルペン ,  カルボン酸エステル ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖 ,  中枢興奮薬
準シソーラス用語： Aloe ,  SPME-GC-MS ,  固相微量抽出 ,  植物起源 ,  超音波支援抽出

分類 (2件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (4件)： カフェイン ,  リナロールオキシド ,  酢酸ボルニル ,  蔗糖

タイトルに関連する用語 (10件)： 蜜蜂 ,  ハーブ ,  植物 ,  フレーバー ,  HS-SPME ,  超音波 ,  溶媒抽出 ,  評価 ,  起源 ,  バイオマーカー