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J-GLOBAL ID:201502203399744676   整理番号:15A0170109

走査型透過X線顕微鏡による微生物-鉱物界面の細胞外有機物質のナノスケール識別

Nanoscale Identification of Extracellular Organic Substances at the Microbe-Mineral Interface by Scanning Transmission X-ray Microscopy
著者 (14件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 91-93 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: S0742A  ISSN: 0366-7022  CODEN: CMLTAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,走査型透過X線顕微鏡(STXM)法を適用して黄鉄鉱(FeS2)のバイオリーチングプロセスでの微生物-鉱物境界の生体分子の空間分布を調べた。STXMベース炭素及び酸素X線吸収端微細構造(NEXAFS)により直接多糖類は微生物-黄鉄鉱境界の150nm以内に局在化しており,固着バイオリーチングバクテリアが多糖類の豊富な細胞外生体分子を黄鉄鉱粒子上に生成することが分かった。STXM系NEXAFS法は多くの利点:(i)50nm以下の高い空間分解能,(ii)高い元素特異性をもつ非破壊分析法,(iii)水和生体分子の分析に有用なX線分光化学種同定,がある。従って,STXMを基とするNEXAFS法は微生物-鉱物界面に生じる生物的過程の機構を調べるための強力なツールである。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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その他の物理分析  ,  溶解採掘  ,  その他の構造決定法  ,  顕微鏡法 

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